三田市の不動産情報

兵庫県三田市の地域情報と概要・交通アクセスについて

三田市は兵庫県の南東部に位置し、神戸市、宝塚市、三木市、加東市などに隣接しています。六甲山系の北側にあり、市の北部や東部はほとんどが山間部にあたり自然豊かな都市です。以前は田園風景が広がり、神戸牛の放牧も行われていた典型的な農村地帯でしたが、1980年代からの北摂三田ニュータウン開発を機に発展を遂げました。ニュータウン開発の問題点を改善しながら長期間で4団地を展開してゆき、人口増加が加速しました。域内には舞鶴若狭自動車道の三田西ICがあり、北神バイパスと呼ばれる六甲北有料道路が通っていますので自動車での移動も便利です。最寄り駅の三田駅からはバス路線が複数出ており、ニュータウン住民の主要な交通手段のひとつとなっています。

沿線情報について

JR福知山線と神戸電鉄三田線、公園都市線の2社3路線が通っています。JR福知山線と神戸電鉄三田線が乗り入れる三田駅が市の中心的な役割を担っており、2つの駅とバスターミナル、南口の駅ビルがペデストリアンデッキでつながっています。三田駅の約450m西には三田市役所があり、周辺には病院や警察署、郵便局などがあります。新三田駅から約1km西には三田市民病院があり、そのさらに西側には区画整備されたニュータウンが広がっています。神戸電鉄公園都市線のフラワータウン駅、南ウッディタウン駅、ウッディタウン中央駅はすべて広い北摂三田ニュータウンの最寄り駅で、駅周辺は住宅街となっています。神戸電鉄公園都市線終点のウッディタウン中央駅から約2.5km北西には関西学院大学の神戸三田キャンパスがあります。市内には有名なゴルフ場が点在し、有馬富士公園や駒ケ谷運動公園といった大きな公園が多く、緑の多い空気がきれいな環境です。三田市の水がめでもある千丈寺湖周辺や、三田八景のひとつにも加えられている有馬富士周辺などは古墳や旧跡も多く、散策やハイキングにおすすめのエリアです。

街の自慢について

西日本最大級の敷地面積を持つアウトレットモールは住所が神戸市北区ですが、三田駅を最寄り駅として直通バスが数多く運行されています。市内には歴史ある寺社が多く、古い逸話も残っています。桑原にある欣勝寺の住職が境内の井戸に落ちた雷の子を助けて以来、雷除けのおまじないには「くわばら、くわばら」と言うようになったと伝えられています。北東部の農村地帯は山田錦や三田米、三田牛の産地で、地元産の食材はブランド化されるほどの高品質です。特に三田牛は、「但馬牛」に限定され、肉質、脂質ともに上質でブランド牛としても定評があります。またハウスの中でのイチゴ狩り、ブルーベリー食べ放題ができる観光園、一年中シイタケ狩りとバーベキューができる施設などが充実しており、自然の中でのレジャーを楽しむことができます。

子育て環境について

恐竜の化石のレプリカがある「人と自然の博物館」や体験型施設の自然学習センターや創作遊具「あそびの王国」がある有馬富士公園、陶芸館やプールなどがある「ふれあいと創造の里」などで、子どもの知的好奇心を満たしてあげることができるでしょう。また三田市は「子育て先進都市」を目指して支援を行っており、三田市子ども・子育て支援事業計画や第2期三田市子ども・子育て支援事業計画などを策定し、子育て支援計画を立て「子育てするならゼッタイ三田」といわれる環境づくりに力を入れています。エリアを限定せずに幼稚園を自由に選べる制度や手厚い私立幼稚園就園奨励費補助金、所得制限なしで中学生までの通院費の1割負担など、実用的なサポートが多いのが特徴です。