さいたま市北区盆栽町のマンション賃料データ

「盆栽の聖地」といわれる歴史ある地区

埼玉県さいたま市北区盆栽町は東武野田線北大宮駅とJR宇都宮線土呂駅の間、東武野田線大宮公園駅の北側に広がるエリアです。関東大震災で被災した東京の盆栽業者がこの地に移転し、盆栽栽培を始めたところから街づくりがスタート。後にそのほかの地域からも業者や愛好者が移り住み、戦前は30軒以上の盆栽園が集まっていたというユニークな歴史を持つ地域で、現在も5軒の盆栽園をはじめ盆栽美術館などの関連施設があり、「盆栽の聖地」として国内外のファンに親しまれています。交通面では、最寄り駅の大宮公園駅から埼玉県最大のターミナル駅・大宮駅までは2駅約4分という近さ。乗り換え時間を入れても池袋駅まで約40分、新宿駅・東京駅まで約50分でアクセス可能と、都内への通勤・通学にも非常に便利な地域です。

住宅街として県内屈指の高級住宅地

盆栽で有名な埼玉県さいたま市北区盆栽町ですが、盆栽業者が移転した跡地を利用した邸宅が多い場所でもあります。エリア内の物件はほとんどが一戸建てで、広いものでは敷地面積約1千平方メートル（約300坪）、比較的狭いものでもほとんどが庭付き・150平方メートル以上と余裕のある造り。生垣を巡らせた昔ながらの和風建築が主体で住民も比較的年配の方が多いため、緑溢れる閑静な住宅街として、県を代表する高級住宅地のひとつにも数えられています。静かに暮らしたい人にはぴったりの環境といえますが、空き地が少なく、新築・中古を問わず販売される物件数は少なめなので、日頃から情報収集をしておくとよいでしょう。

買い物スポットはもちろん子育て世代に嬉しい施設が充実

エリア内と大宮公園駅前周辺には数軒のスーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアなどがひと通り揃っているので、日常の買い物に困ることはありません。また大宮駅までも電車で2駅、距離にして約2.2kmと非常に近いため、足りないものがあっても簡単に買いに行くことができます。また周辺には複数の小・中学校、駅の南側には小動物園や児童スポーツランドがある大宮公園とスポーツ施設が充実している大和田公園があるなど、子育て世代に嬉しい施設が充実。小児科、歯科、内科などのクリニックや複数の総合病院もあり、子どもからお年寄りまで誰もが暮らしやすい地域だといえるでしょう。

海外からも注目される大盆栽祭り

大宮駅のすぐ近くでありながら、街のそこらで見かける盆栽や住宅の庭に植栽された木々、生垣の緑を通じて四季の豊かな自然を満喫できるのが埼玉県さいたま市北区盆栽町の最大の魅力。毎年ゴールデンウィーク期間中に開催かれる「大盆栽まつり」では、名品のコレクションや盆栽・盆器即売会などが開かれ、海外からも多くの観光客が訪れています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）