生駒郡斑鳩町の不動産情報

奈良県生駒郡斑鳩町の地域情報

生駒郡斑鳩町は、奈良盆地の北西部から矢田丘陵の南、生駒郡の南にある面積14.27㎢の町です。歴史は古く、聖徳太子が飛鳥から斑鳩宮に移ってきたことで有名になりました。近世では仏教信仰の中心地となり、宿場町としても栄えた地域です。2020年現在で28,250人・11,935世帯が生活しています（斑鳩町「斑鳩町統計資料令和3年度版（2021年度）」より）。

藤ノ木古墳をはじめとする文化財を紹介する斑鳩町文化財活用センター（斑鳩文化財センター）があり、古墳群や紅葉の名所の竜田川など歴史的な景観と豊かな自然に恵まれた町です。

生駒郡斑鳩町のアクセス環境

公共交通機関では、JR難波駅から加茂駅を結ぶJR関西本線〔大和路線〕の法隆寺駅があり、バスは奈良交通や斑鳩コミュニティバスが利用できます。斑鳩コミュニティバスは大人1乗車につき100円で利用できるバスで、公共施設や買い物に向かう住民の足としてなくてはならない存在になっています。また、高齢者、中学生以下、障がい者などの方は無料で乗車できます。

交通道路は、国道25号と国道168号などが通っています。

自然と歴史旧跡

斑鳩町には数多くの寺社や遺跡があり、とくに有名なのは法隆寺です。推古天皇の時代に聖徳太子によって建立されたこの寺院は、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。世界文化遺産への登録は、姫路城とともに日本で初めてのことでした。さらに法隆寺夢殿には、聖徳太子等身の像と伝えられている国宝救世観音像が本尊としてあります。法隆寺のほかにも、法起寺、法輪寺、中宮寺が聖徳太子ゆかりの寺として知られています。

地元住民の憩いの場としては、竜田川沿いにある竜田公園があげられます。かつて、古今集にも詠われた紅葉の名所ですが、紅葉以外にも桜や新緑など四季折々の自然に触れることができます。

住みやすい制度が整う町

生駒郡斑鳩町では、高齢者福祉として乳酸菌飲料を配布する訪問サービスや緊急通報装置の設置、老人日常生活用具の給付などに取り組んでいます。子育て関連では、子育て相談や交流の場としてつどいの広場を提供するとともに、幼児2人同乗用自転車購入費の助成などをおこなっています。

生駒郡斑鳩町からは大阪方面へのアクセスもよく、自然や充実した制度によって健やかな生活が送れる町です。