小田原市の不動産情報

神奈川県小田原市の地域情報

神奈川県小田原市は戦国時代に北条氏の城下町として、江戸時代には東海道の宿場町として栄え、明治時代には別荘や居住地として発展してきました。神奈川県のほぼ南西端に位置し、南足柄市、中郡二宮町、足柄上郡大井町、開成町、中井町、足柄下郡箱根町、真鶴町、湯河原町と隣接しています。市内にはJR東海道本線、御殿場線、東海道新幹線、小田急小田原線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道大雄山線とターミナル駅の小田原駅を中心に5社6路線が乗り入れています。小田原駅をはじめとして国府津駅、鴨宮駅、早川駅、根府川駅、下曽我駅、栢山駅、富水駅、蛍田駅、足柄駅、箱根板橋駅、風祭駅、入生田駅、緑町駅、井細田駅、五百羅漢駅、穴部駅、飯田丘駅の18駅があり東名高速道路、小田原厚木道路、西湘バイパスといった高速道路網も整っています。小田原市の南部は相模湾に面し、東部は曽我丘陵と呼ばれる丘陵地帯、西は箱根につながる山地、中央には酒匂川が流れ足柄平野を形成しています。夏は東京より涼しく、冬は暖かく一年を通して過ごしやすい気候となっています。

海、山、川が揃う自然豊かな街であり、古くから多くの人々が往来し、文化の交流が行われてきた小田原市には多くの名産品、伝統工芸品があります。小田原提灯、小田原漆器、小田原かまぼこ、そして品の良い味わいと丁寧なつくりに定評がある小田原干物は全国的にも有名です。その他にも曽我の梅干しや幕末の小田原城主が茶の湯を好み和菓子職人を優遇していたという背景もあり、優れた和菓子職人が小田原に集まったことで、今もおいしい和菓子屋さんが市内に多くあります。相模湾に面している小田原市は漁業も盛んで毎週土曜日にはJR東海道本線早川駅から徒歩2分の場所にある小田原漁港で小田原港の朝市が開かれています。その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、名産の干物やかまぼこ、地元の野菜など地場産品が揃い、多くの市民が訪れています。小田原市には国の史跡に指定され桜の名所としても人気がある小田原城や、四季折々の花が咲き、熱帯の珍しい植物が楽しめる温室がある小田原フラワーガーデン、子どもが喜ぶ施設が揃っている小田原こどもの森わんぱくランドなどがあります。また少し足をのばせば熱海や箱根などの温泉地にも近く、気軽にレジャーを楽しむことができる嬉しい立地となっています。

小田原市は子育て支援を推進しています。子育て援助希望する人と援助できる人がそれぞれ会員登録をして利用するファミリー・サポート・センターは、育児の負担軽減と地域の人たちが助け合うことを目的としたシステムです。市内の数カ所に設けられている子育て支援センターでは、地域子育て広場が開かれています。子育て中の親子が遊びを通して交流を図り、専門のアドバイザーによる育児相談、さまざまな講座やイベントが催されています。このように小田原市は豊かな自然に囲まれた温暖な気候、そして交通利便性も高く恵まれた住環境で大変魅力的なエリアとなっています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）