神戸市長田区の不動産情報

兵庫県神戸市長田区の地域情報

神戸市長田区は、六大都市である神戸市を構成する9つの区のひとつで、市の中南部に位置します。北に高取山、南に大阪湾を望む南北に長い地区で、2022年5月現在、人口は93,672人です（神戸市「毎月推計人口」より）。神戸駅や大阪駅への利便性が良く、明治・大正時代から住宅街として発展してきました。

産業は全国最大シェアを誇るケミカルシューズ業が盛んで、「履き倒れの町」の象徴ともなっている地域です。更にその地場産業を支える商店街や下町が発展し、庶民の町として多くの住人に親しまれてきました。また、全国でも有数のコリアタウンがあり、お好み焼きや焼肉、そば飯のお店も多く、神戸の象徴的な町といえるでしょう。

神戸駅へのアクセスの良さが魅力

北の山麓部には住宅やマンションなどの住宅街が急速に発展し、駅南地区では商業施設が発展してきています。南部を東西に横切るようにJR山陽本線（神戸線）と神戸高速鉄道東西線、山陽電鉄本線、神戸電鉄有馬線、神戸市営山手線や海岸線が通っており、各方面へのアクセスは抜群。特に市の中心部であるJR神戸駅へは新長田駅から2駅で約5分、三ノ宮駅へは約9分で到着することができるため、多くの通勤客に利用されています。また区内には住宅地を中心に市営バスが運行しているため、移動に困ることはないでしょう。都心に近いベッドタウンとして多くの家族から人気を集めています。

神戸らしい景観と自然の共存

神戸市長田区のシンボルである長田神社や、高取山の山頂に位置する高取神社など、この地区には古くからの歴史ある史跡が多く残っています。特に高取山の、320mの高さから神戸市街地や大阪湾を望む景色はまさに絶景。夜景に定評があり、「神戸らしい眺望景観50選.10選」にも選ばれています。また、新長田駅から徒歩約5分の若松公園は、子どもが喜ぶ遊具やモニュメントなどが多く設置されている憩いの場。この公園では年間を通してお祭りなど様々なイベントが行われているので、市内外からも多くの観光客が訪れています。

下町と人情の町に生きる

1995年に発生した、阪神・淡路大震災により、神戸市長田区は市街地を中心に大きな被害を受けました。しかしこうした状況の中、地域住民たちは結束し合い、お互いに支え合って生活を立て直してきたのです。現在では下町の風情を残した商店街や、駅近辺には大型のショッピングモールも並び、アクセスの良さも手伝ってより便利に生活をすることができる街として人気を集めています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）