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私道の測量立会を依頼されたのですが。

Q.ご相談内容

複数軒で共有持ち分になっている私道があります。先日、公道に接していない奥の家の方が建て替えしたいということで、そのままでは建て替えができないので、私道部分を道路と認めてもらうように役所に申請したいので、測量に立ち会ってほしいと業者さんから言われました。

私の家は公道に接しているため、道路になっても私道のままでも関係ないのですが、言われるがままに立ち会いをし、申請に同意することで、何か不利益を受けることがありそうでしょうか。

公道に接していない何軒かの方は、建て替えが認められることで、売却時の資産価値も上がると思うのでもちろん同意されると思うのですが、あまり関係がない数軒はご近所トラブルで居住しにくくなったり逆恨みされたりしないように平穏に過ごしたいだけのための同意になるのではと思ってます。

普段から気持ちよくご挨拶したり、円滑なご近所での助け合いみたいなものがあれば快く同意できるのですが、木の枝が伸びて網戸が破けたりしても見て見ぬふりだったり、敷地にかけて駐車していても一言もなく、会えばこちらから挨拶するくらいなので、時間だけ割かなければいけないのかと少々複雑な心境です。
なるべくトラブルなく円滑にしたいとは思っているのですが、何か立ち合い時に確認しておいた方がよいことや、注意点があれば教えていただけないでしょうか。

A.東急リバブルからの回答

都市計画事業などの公共の利益となる事業により土地の所有権を国や地方公共団体が取得する場合には、土地の所有者に補償がなされます。

しかし、事業によらず私道を公道とする場合は、市町村に土地を寄付することとなります。
よって私道を公道とした場合のデメリットは、私道についての所有者は市町村となり共有持分も消滅することが挙げられます。

反対にメリットとしては、公道とした場合は所有者ではなくなりますので、私道を所有することによる課税負担がなくなる,私道にひび割れや陥没が発生した時の整備をする必要がなくなる等が挙げられます。

測量で定められた境界線や図面が今後の基準となりますので、測量に立ち会う際に御自身の土地境界に関する資料をお持ちなら、ご持参し、資料と測量で違いがないようにし、疑問などがあれば調査士にすぐ確認なさって下さい。
また、確認した書類や図面の写しを、後日いただけるか確認されることをお勧めいたします。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。