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鑑定士コラム

第4回 不動産の買い時とは~ご購入のタイミングを探る~-3

2011年3月24日

第4回 不動産の買い時とは~ご購入のタイミングを探る~

III.公表データの活用

こうした地価の動向を判断する方法としては、公的評価の公示価格(※)の動きや民間の不動産会社による
地価やマンションの定点観測(当社を含め対外公表してる会社があります)の動きなどに注意するといいでしょう。

(※)公示価格

一般の方が土地取引や資産評価をするにあたり、価格の客観的な目安として活用されているもので、毎年1月1日時点における全国で約28,000地点の更地のm²単価が国土交通省より発表されています。

少し難易度は高いですが、株式上場されているJリートの指数を使ってみるのも一つの方法です。
(Jリートは収益物件の動きが反映されるものですが、一般の住宅地価格の先行指標とみることもできます)

これらの公表データをよく検討し、今、地価が上昇しているのか下落しているのかなど把握することが大切です。

また、単に上昇や下落の動きだけでなく、より大事な点は、例えば下落しているとしても、下落幅が拡大しているのか縮小しているのかなどを把握しておくことは、ご購入にあたっての重要な判断材料となります。

現時点で下落幅が拡大しているとすれば、さらに下落が続く可能性が大であり、一方、下落幅が縮小化の方向にあるなら、早晩底打ちの可能性が期待できるからです。

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