大阪府和泉市の地域情報
大阪府南西部に位置する人口18万人を超える内陸部の都市です。南は和歌山県に面し、市内にある信太山(しのだやま)周辺には豊かな自然環境が残されています。大阪市内へのアクセスがいいことから、ベッドタウンとしての役割を担っており、生産人口が65.0%と比較的高い傾向にあります。
和泉市が大阪近郊のベッドタウンとしての役割を果たすようになった大きなきっかけの1つに、大規模な新住宅市街地であるトリヴェール和泉の街開きが挙げられます。トリヴェール和泉とは、市が独立行政法人都市再生機構(UR)に依頼し、1992年に街開きした産業都市のことです。1995年には泉北高速鉄道が延伸され、和泉中央駅が開業しました。同時に堺市から桃山学院大学が移転したことで、教育都市としての役割も担うようになりました。
和泉市のアクセス環境
市内にはJR阪和線と泉北高速鉄道が通っており、和泉中央駅からなんばまで約44分です。JR阪和線は大阪天王寺と和歌山を結ぶ路線なので、天王寺・和歌山方面どちらにも好アクセスです。現在、再開発が進んでいる和泉府中駅は区間快速停車駅であり、天王寺まで22分で到着します。関西国際空港へのアクセスも良く、和泉府中駅からJR関空快速で25分です。市内には国道26号・阪和自動車道が通っており、カーアクセスも便利です。
市内には南海バスが通っており、住民の貴重な交通手段となっています。横山ルートではオレンジバスが通っており、他にも阪和線ルートを中心としコミュニティバスもあります。オレンジバス・コミュニティバスは身体障がい者手帳・療育手帳を持っている人なら、本人と介助者1名に割引があります。割引の詳細は市役所担当課にお問い合わせください。
観光・レジャースポット
豊かな環境を活かして、市内北部には青少年のための公共施設があります。信太山には大阪市立信太山青少年野外活動センター、槇尾山に和泉市立青少年の家・槇尾山グリーンランドがあります。どちらも青少年のための野外活動施設で、信太山青少年野外活動センターでは毎年ファミリーサマーキャンプが開催されています。
和泉中央駅から南海バスに乗り換え、納花停留所で下車すると産業廃棄物埋立地の跡地に建てられた和泉市環境リサイクル公園があります。自然との共生をテーマになっており、一年中美しい花畑を楽しむことができます。6~7月のラベンダーの開花時期になると、市外からも多くの観光客が訪れます。
自然豊かな再開発の進む大阪のベッドタウン
阪和線和泉府中駅は再開発が進んでおり、ファミリー層をターゲットにした商業施設が増え続けています。なんば・天王寺にお勤め先のあるサラリーマン家庭に人気があり、関西国際空港へのアクセスの良さから出張が多い仕事の方にとっても便利です。市北部には豊かな自然環境が残されており、休日にはお子様とレジャーを楽しむことができます。お子様のいるご家庭だけではなく、和歌山と隣接しているので、お休みの日に羽を伸ばしにいってもいいでしょう。