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マンション再開発時の従前資産概算評価額に係る疑義についてご質問です。

Q.ご相談内容

現在住んでいるマンションが再開発となり、新しく同じ場所にタワーマンションが建つことになりました。
今回、従前資産概算評価額が示されましたが、考えていたよりもかなり低い価格でした。
売却も考えて査定をしていただきましたが、評価額よりも遥かに高い価格でした。
再開発されるマンションの住戸価格も示されましたが、売却査定価格ならば、かなり広く良い住戸を選べますが、評価額で変換だとそのようにはなりません。

①従前資産概算評価額とはどんなものなのでしょうか?
②従前資産概算評価額が3500万円、売却査定価格が5000万円ということもありますか?
③従前資産概算評価額があまりにも安いので売却した方が得ということでしょうか?
④売却査定価格よりも従前資産概算評価額が安くなる理由はなんでしょうか?
⑤前資産概算評価額が20年前のマンション購入時の価格とほぼ同じであれば良い方なのでしょうか?
⑥等価交換されるマンションの価格も相場よりかなり安いと思われましたが、なぜでしょうか?
⑦従前資産概算評価額と従後評価額は同じ価格となるのですか?

A.東急リバブルからの回答

従前資産概算評価額は、旧マンションの原価のようなものであり、従後は新マンションの原価です。
等価交換の場合には、その価値はイコールとして計算されます。

もちろん実勢価格で新マンションを販売をした場合には等価ということはありませんが、マンション立替法に基づいて建て替えがなされたマンションについては、等価で交換がなされることが原則です。なのでこの等価という意味は販売価格が一緒というような意味ではありません。

そして、マンション販売業者が販売するときには、従後資産評価額で仕入れて、売却時には利益を乗っけて販売するということをします。
したがって、売却査定価格が高くなることは間々あります。

いわゆる不動産の価値というときに使用される指標としては実勢価格や路線価などがありますが、 従前資産概算評価額は、新マンションの面積や価格なども参考に計算をされるものなので、この評価額をイコール価値とは考えない方が良いと思います。
気になるようであれば、直接マンション開発業者などに確認いただければと思います。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。