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契約後に南側隣接地の建築計画が判明、価格の再交渉や物件のキャンセルは難しいでしょうか?

Q.ご相談内容

新築マンションを購入し、引渡しの半年ほど前に契約が完了したのですが、契約直後に南側に新しくマンションが建築される事になり、買ったマンションの日当たりに影響がある旨の手紙が売主から送られてきました。

購入する際の営業の方は、そのような事実がある事を全く言っていなかったのですが、時期的に知らなかったとは思えません。
南向きの日当たりの良さを重視して、価格にも納得して購入したのに、契約直後に日当たりが阻害され資産価値が下がるような事を通知され、ショックを受けています。

正直目の前にマンションの建築が予定されていたのであれば、購入してなかったですし、契約した価格にも全く納得出来ません。
引渡しもまだされてない状態で、資産価値を下げるような事があり、騙されたようで不愉快です。
せっかく新築マンションを購入し、新しい家での生活を楽しみにしていたのですが、このように不愉快な気持ちになり、残念です。
引渡し後に売却する事も検討しています。ちなみに引渡しは、来年の2月です。

このような状況の場合、契約は終わってますし、価額の再交渉や物件のキャンセル等は難しいでしょうか。

A.東急リバブルからの回答

このような周辺環境に関しては、裁判例をみると、販売業者の調査義務違反、説明義務違反を認めている事例もあります。認められるかどうかは、販売業者が周辺環境(マンション建築の予定など)を知っていたか、または知りうる立場であったのかなどのほか、契約書、重要事項説明書の記載内容、購入者の不動産購買経験、購入物件の位置・高さなどが総合的に考慮されて、判断をされます。

契約後ですので、価額再交渉や、キャンセルというのは難しいと思いますが、販売業者に調査義務違反などが認められるような場合には、損害賠償の請求ができる可能性もございます。上記のとおり、具体的な事案によって判断が大きく異なりますので、お近くの無料法律相談を活用され、法律の専門家にご相談なさってはいかがでしょうか。

ご相談への回答について

「不動産なんでもネット相談室」は、実際にお客様より相談いただいた内容に、東急リバブルが中立的な視点で回答した内容を記載しております。不動産に関してご不明点がありましたらご参考ください。