入居前 やること
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入居前にやること14選!掃除や手続きの内容を解説

執筆者プロフィール

悠木まちゃ
宅地建物取引士

ライター・編集者。ハウスメーカー勤務時に、新築戸建て住宅のほか、事務所建築や賃貸アパートの営業・設計を経験。
その後、2019年よりフリーライター・編集者として活動を開始。実務経験を活かし、不動産・金融系を中心に執筆から編集まで行う。ブックライターとしても活動するほか、ライター向けオンラインサロンの講師も担当している。

ざっくり要約!

  • 入居前には、床・壁・水まわりの保護や掃除のほか、害虫対策、防犯対策、入居時の写真撮影などを行いましょう。
  • 入居前から入居後2週間以内までに、ライフラインや各種サービスの住所変更を行います。

新居に引っ越しをする際は、室内の掃除し、各種手続きをおこないます。やるべきことが多くあり、把握しきれないという方もいるかもしれません。

この記事では、入居前にやることを「床・壁」「水まわり」といった場所別や、「害虫対策」「防犯対策」などの種類別に解説します。入居前の手続きも一覧で紹介するので、引っ越しをスムーズに進めたい方はぜひ参考にしてください。

入居前の準備に役立つグッズ

入居前の掃除をスムーズに進めるため、必要なものをあらかじめ用意しておきましょう。入居前の準備に役立つグッズは、以下の6つです。

グッズ用途・特徴
マスキングテープ綺麗にはがせるため、賃貸物件にも安心して使える。 汚れを防止したい箇所に貼っておく。
シール剥がし剤家具・家電や壁に貼られているシールを剥がす
保護シート家具や家電による床の傷つきを防ぐ 冷蔵庫やソファなどの下に敷く
コーティング、ワックス  フローリングを傷や汚れから守る きれいな状態を保つ
ワイパー窓や床などの汚れを拭き取る
隙間ガードIHコンロや洗面台などの隙間を埋める 隙間に汚れが入ることを防ぐ

100円ショップで購入できるものも多いので、最初にそろえておくとよいでしょう。

入居前にやること【床・壁】

ここからは、入居前にやるべきことを種類別に解説します。まずは「床・壁」でやることを見ていきましょう。

1.床の拭き掃除

新築であっても、砂やホコリなどの汚れは多少残っているため、入居前に床の拭き掃除をしておきましょう。賃貸物件の場合は業者が掃除をしますが、掃除後に期間が空くとホコリや小さな虫が落ちていることもあります。

掃除機がけや拭き掃除ができるよう、電気・水道が開通してから行うとよいでしょう。

2.家具・家電に保護マット・保護シールをつける

賃貸物件の場合は、床や壁を傷つけると退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。そのため、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電を置く場所には、保護マットを敷いておきましょう。

テーブルやソファ、ベッドのように同じ場所に長期間家具を置く場所も同様です。保護マットや保護シールを設置することで、床の傷を防ぐことができます。

また、引っ越しの搬入の際に傷が付かないよう、廊下などは養生シートや養生テープで保護しておくのがおすすめです。

3.家具・家電の地震対策

家具・家電の地震対策もしておきましょう。家具・家電が水平方向に動かないよう、ゴム状の耐震シートを下に敷いておきます。フローリングの部屋だけでなく、和室の畳の上でも滑り止めテープを底面に貼っておくことをおすすめします。

また、持ち家や分譲マンションの場合は、地震対策用のL字型金具などで家具を壁に固定し、倒れてこないようにしておくのも有効です。

入居前にやること【水まわり】

入居前 やること 水回り

お風呂やトイレ、キッチンなどの水まわりは、生活の中で汚れやすい場所です。入居前に対策をしておくことで、汚れやカビを防ぎやすくなるでしょう。

4.鏡の曇り止め

お風呂や洗面台の鏡には、曇り止め剤を塗布しておきましょう。

入浴後に曇りやすい洗面台の鏡もクリアな状態を維持できます。曇りを防げるだけではなく、ウロコ状の汚れがつくことも防止できます。

5.浴室のカビ対策

浴室のカビ対策としては、防カビ剤を焚くことが有効です。

煙が隅々まで行き渡るように焚くと、手の届きにくい天井などのカビも防げます。

6.排水溝にゴミ受けを装着

お風呂の排水溝は髪の毛やゴミが溜まりやすいため、ゴミ受けや排水溝のネットを装着しましょう。

掃除の際には装着したネットをはずすことで、簡単にきれいにできます。

7.コーティング

水まわりには専用のコーティングを施すことで、傷や汚れがつきにくくなります。

たとえば、浴槽をコーティングしておくと、普段の掃除が楽になります。新しい浴槽はもともとコーティングされていますが、数年ではがれてしまうため、定期的におこなうのがおすすめです。

また、キッチンのシンクをコーティングすると、水垢や汚れ、カビなどを防止できます。撥水効果があり、シンクを衛生的な状態に保つことができます。

8.レンジフード吸気口にフィルターを装着

キッチンの換気扇やレンジフードには、油汚れを防ぐためのフィルターを装着します。ここでいうフィルターとは、レンジフードにもともと設置されている金属製のフィルターではなく、その上から装着する後付けタイプのフィルターです。

マグネットで簡単に取り付けられるタイプや、貼ってはがせるシールタイプなどがあります。後付けのフィルターを装着することで、レンジフード本体の汚れを防ぎやすく、掃除が簡単になります。

9.コンロまわりにレンジガードを設置

キッチンのコンロまわりには、レンジガード(油はねガード)を設置しましょう。油が飛び散ることを防止でき、調理後のコンロの掃除が楽になります。

調理しないときは折り畳み、使うときだけ広げられる簡易的なタイプや、キッチンツールをかけて収納できるタイプなどもあります。

入居前にやること【害虫対策】

害虫対策は、入居後に行うことが難しいものもあるため、入居前のタイミングで済ませておくと安心です。

10.燻煙殺虫剤を焚く

燻煙タイプの殺虫剤は、部屋の中に人がいる状態では使用できないため、入居前に済ませておきましょう。入居後に行うと、人が不在であっても家電や植物などを保護しなければならない場合があり、手間がかかります。

燻煙タイプは、狭い隙間にいる害虫にも効果があるうえ、侵入を防ぐこともできるので、入居前に済ませておけば安心です。

11.害虫の侵入口を塞ぐ

殺虫剤を焚くほかに、害虫の侵入口を塞ぐことも有効です。

たとえば、エアコンで結露した水を排出するためのドレンホースは外部とつながっているため、害虫が侵入する経路となり得ます。ドレンホースから害虫が侵入し、ホース内に巣をつくられると、結露水を排水できず故障したり、死骸の異臭がしたりします。

防虫用のキャップはネットショップなどで購入できるため、入居前に設置しておきましょう。

入居前にやること【その他】

掃除や害虫対策以外にも、防犯対策や入居時の写真撮影などは、はじめに済ませておきたいものです。あらかじめ準備しておきましょう。

12.防犯対策

戸締りなどの基本的なことに加えて、入居前におこなっておきたい防犯対策もあります。

たとえば、窓や玄関ドアに補助錠や家庭用の防犯ブザーを取り付けるほか、玄関の外側にセンサーライトを設置する方法などが挙げられます。窓ガラスに防犯フィルムを貼るのも有効です。

また、賃貸の場合は前の住人がスペアキーを作っている場合もあるため、入居する前に、玄関の鍵が交換されているか、管理会社に確認してください。

女性の一人暮らしの場合はとくに意識して、これらの防犯対策を実施しましょう。

13.写真撮影(賃貸住宅)

賃貸住宅に引っ越しする場合は、壁やフローリングなどに傷や汚れがないかをチェックし、入居する前に室内の写真を撮りましょう。

退去時に原状回復を求められる場合があるので、トラブルを避けるためにも、入居時の状況を明確にしておく必要があります。

入居前にやること【手続き】

ここでは、入居前にやる手続きを紹介します。以下の一覧にまとめたので、引っ越しが決まってから引っ越し後まで、順番に進めていきましょう。

時期 チェック  手続き・内容
引っ越しが決まったらすぐ
引っ越し業者に見積依頼、予約

賃貸物件や駐車場の解約手続き

月割精算サービスの住所変更(インターネット、衛星放送、通信販売など)
引っ越しの1ヶ月〜1週間前まで  
不用品・粗大ごみの処分

ダンボールなど梱包資材の準備

荷造り

役所へ転出届の提出

学校・勤務先への届け出

電気・水道・ガスの手続き

郵便物の転送手配
引っ越し前日まで
冷蔵庫・洗濯機の水抜き、コンセント抜き

電化製品のバックアップ、配線処理

旧居の掃除、ごみの処分
引っ越し当日
(旧居)ガスの閉栓

(旧居)旧居の明け渡し

(新居)電気・ガス・水道の開通・開栓

(新居)引っ越し料金の支払い(精算)
引っ越し後、2週間以内
役所へ転入届(転居届)の提出

マイナンバーカードの住所変更

印鑑の登録手続き

国民健康保険の加入手続き

国民年金の住所変更

児童手当の認定申請

福祉手当、医療制度の住所変更

運転免許証の記載事項変更

車庫証明(自動車保管場所証明書)

車検証の住所変更

引っ越し前は主に、旧居で使っていたものの解約手続きや荷物の準備をします。

引っ越し後は住民票や免許証の住所変更など、やるべき手続きが多いため、上記のチェックリストを見ながら忘れずに行いましょう。

まとめ

入居前の準備は、生活し始めてからの掃除の手間を省くだけでなく、退去時の原状回復に関するトラブルを避ける目的もあります。

壁や床、水回りの掃除や害虫対策を行い、きれいにしておきましょう。これらの作業に使うグッズは100円ショップでも購入できます。

入居前の準備をしっかり行い、素敵な新生活をスタートさせてください。新居がまだ決まっていない方は不動産会社に問い合わせしてみてもよいかもしれません。

この記事のポイント

入居前に準備しておくとよいものは?

マスキングテープやシール剥がし剤、保護シート、コーティング、ワックス、ワイパー、隙間ガードなどです。/p>

詳しくは「入居前の準備に役立つグッズ」をご覧ください。

入居前にやることは?

床・壁の保護や掃除、水まわりの傷・汚れ防止対策、害虫対策、防犯対策、入居時の写真撮影などです。

詳しくは「入居前にやること【床・壁】」をご覧ください。

入居前にやるべき手続きは?

旧居で使用しているサービスの解約や新居への住所変更、引越し業者の選定や荷造りです。

詳しくは「入居前にやること」をご覧ください。

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