売却相場を自分で調べるには、相場を調べる意味は？売出価格はどうやって決める？などをまとめました

不動産がいくらで売れるか相場を知りたいというとき、第一の方法としては、『周辺の不動産の実勢相場を調べる方法』です。これは、新聞のチラシ広告やインターネットなどを活用して、売りに出されている不動産の情報を探して、価格を見ることです。土地なら、土地面積で割ることで土地の単価が求められますので、この単価で把握しましょう。

場所・住環境の近いものを探すのはもちろんのことですが、規模(面積)・形状・道路付けなどの条件について同じような物件を選ぶことが大切です。

　＜東急リバブルの不動産相場・不動産価格情報＞

市区町村ごとの販売中物件、入居者募集中物件、売却相場、家賃相場をご覧いただけます。不動産の売買賃貸をご検討する際の目安としてご利用ください。

売主様自身が相場感をもって進めることは、納得のいくご売却への近道となります。ある程度の価格帯をつかんだ後に価格査定を依頼すれば、ご自身で把握された価格の裏付けになるかもしれませんし、もう少し時間をかけて考えたい場合でも、ご自身の予想の答え合わせのような意味合いとなり、見る目を養うことができます。

査定した価格を参考にしてご売却を決定していただくこともできますので、売却の意志がお決まりになった場合は、査定価格をもとに売主様と営業担当者との間で売出価格について協議することとなります。

ご希望の売出価格もあるとは思いますが、査定結果は、この金額で売れるであろうという価格となっています。どうしてこの価格なの？など、知りたい点は遠路せず質問をしてください。根拠や判断材料などをご説明いたします。そのうえで、お客様のご事情に合わせた売却プランをご提案させていただき、売出価格については最終的にはお客様にご判断いただきます。 納得された上で売出価格を決めてください。

＜「リバブル売却保証システム」をご活用ください＞

「リバブル売却保証システム」なら、査定額の120%を売出し価格に設定し、販売活動を開始することが可能です。売却契約に基づく販売期間（3ヶ月以上6ヶ月以内）に当社仲介で売却できなかった場合に、あらかじめお約束した価格で当社が購入させていただくシステムです。

詳しくは、こちらをご確認ください。
不動産取引Ｑ＆Ａ ご売却編 　2.査定について
不動産やマンションの査定について教えてほしい｜初心者でもわかる不動産売却

不動産会社に査定を依頼した際、自分で調べた相場感と異なる場合があります。

例えば、一戸建ての査定は、権利や法令上に問題がないか・築年や間取りなどの一戸建てそのものの概要・駅までの距離や商業施設などの周辺環境・周辺の相場などが加味されて行われます。これらを総合的に判断して、査定価格が決まってきます。その理由としては、不動産会社の査定は、実際の成約実績や最新の市場、購入希望者の数などあらゆる面を加味して査定額を算出しているからです。

最終的には一戸建てを売却するということが目的となりますから、いかにスムーズに売却に至るかという点を考えた場合、“このくらいで売れたらいいな”ではなく“この価格なら売れる”という視点にたった査定結果と捉えることも必要です。

ただし、事前に調べた相場感と実際の査定価格について疑問点がある場合はきちんと質問して納得するようにしましょう。

詳しくは、こちらをご確認ください。
一戸建て査定：家の売却と相場