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壁紙を張り替える方法とは?メリットやデメリット、DIYする場合の手順を紹介

ざっくり要約!

  • 壁紙の張り替えは、部屋の印象を変えたいときにおすすめ
  • ただし、丁寧に張り替えないとカビや汚れにつながる
  • DIYで張り替える際の相場は、1㎡あたり500〜1,100円

部屋の壁紙はDIYで壁紙を張り替えることも可能です。また、壁紙を張り替えるとさまざまなメリットがあります。張り替えのメリットや注意点、DIYの手順、費用などについて解説するので、ぜひご覧ください。

壁紙を張り替えるメリット

壁紙を張り替えることには、次のメリットがあります。

  • 塗装よりも壁をきれいにできる
  • 部屋の雰囲気を変えられる

それぞれのメリットについて、具体的に紹介します。

塗装よりも壁をきれいにできる

壁全体を美しく変えたいときは、塗装も検討できます。しかし、塗装は均一に塗ることが難しく、ムラが発生することが想定されます。

一方、壁紙であれば貼るだけなので、ムラは発生しにくいといえます。また、塗装は失敗した場合の修繕が難しいですが、壁紙なら剥がして張り替えられる点もメリットです。

部屋の雰囲気を変えられる

壁は部屋のなかでも広い面積を占めます。そのため、壁紙の張り替えは、手軽に部屋の雰囲気を変える方法です。カラーや素材、デザインを変えると、より理想の空間を実現できます。

また、防汚や防臭などの機能性がある壁紙を選べば掃除も楽になります。

壁紙は、日々の生活で気が付かないうちに汚れているものです。部屋の清潔感を高めたい方なども、壁紙の張り替えを検討してはいかがでしょうか。

壁紙を張り替えるデメリット

壁紙の張り替えにはデメリットもあります。とくに注意したいポイントとしては、次の点があげられます。

  • 賃貸の場合は原状回復が難しくなることがある
  • 作業がたいへんな場合がある
  • 丁寧に張り替えないと劣化しやすい

それぞれ何に注意すべきか、具体的に解説します。

賃貸の場合は原状回復が難しくなることがある

壁紙の張り付けや剥がす際に、傷や汚れなどが発生する場合があります。持ち家であれば問題ありませんが、賃貸住宅は原状回復の義務があるため、トラブルに発展する可能性もあります。

張り替える前には必ず管理会社や大家さんに相談し、トラブルを回避しましょう。

作業がたいへんな場合がある

大きい壁紙を剥がす場合、作業がたいへんな場合もあります。剥がす際に壁紙を張り付けるのりが残ってしまうと、掃除をしなければならなくなることもデメリットです。

また、壁際に家具などがある場合は、作業前と作業後に移動させる手間もかかります。重い家具などの場合は、重労働になるでしょう。

丁寧に張り替えないと劣化しやすい

上手く張り替えないと、すき間から湿気が入り込み、カビが生える可能性があります。また、しっかりと貼り付けなければ、剥がれ落ちることもあるので注意が必要です。

壁紙を張り替える費用

DIYで壁紙を張り替える場合は、基本的には壁紙代やのり代などの実費だけで済むため、1㎡あたり500〜1,100円で張り替えることができます。ただし、壁紙の機能性や素材によっては費用が異なる場合もあります。

一方、業者に依頼すると作業代がかかるため、1㎡1,200〜1,500円と高くなります。また、剥がした壁紙の処理費用なども別途加算される場合があります。

壁紙の張り替えをDIYで行う方法

壁紙の張り替えは以下の手順で行うことが一般的です。

  1. 道具と壁紙を準備する
  2. 下地処理
  3. のりやテープで壁紙を貼る
  4. 余分な壁紙をカットする
  5. はみ出したのりを拭き取る

なお、賃貸住宅では壁紙を剥がさずに重ね張りをするため、下地処理は必要ない場合が多いです。

壁紙を張り替える際のポイント

壁紙のなかには裏面にのりがついているタイプもあり、簡単に美しく仕上げることが可能です。さらに美しく仕上げるために、次のポイントに注目しましょう。

  • 刷毛を使用する
  • 継ぎ目が少なくなるように貼り方を考える
  • 複数人で作業をする

それぞれのポイントを具体的に説明します。

刷毛を使用する

壁紙を張る際に刷毛を使用すると、空気の入り込みやしわを防げます。また、のりを塗る際にも刷毛を使用しましょう。のりの塗りムラがなくなり、仕上がりがより美しくなります。

継ぎ目が少なくなるように貼り方を考える

デザインのある壁紙に張り替える場合は、柄合わせが難しいので、専門業者に依頼しましょう。また、継ぎ目が浮くと劣化が進みやすくなるため、端までのりを塗ることが大切です。

壁紙の枚数が多いと、継ぎ目が目立ちやすくなります。作業の難易度は上がりますが、より美しい仕上がりを目指すのであれば、幅が広い壁紙を使いましょう。

複数人で作業をする

壁紙の大きさにもよりますが、1人で作業するとずれてしまう場合があります。少なくとも2人以上で作業を行い、遠くからずれや歪みを確認してもらいつつ、張り替えましょう。

複数人で作業できない場合は、専門業者に依頼すると良いでしょう。

張り替える壁紙の選び方

張り替える壁紙を選ぶ際は、次のポイントに注目して選ぶことがおすすめです。

  • 機能性(防臭、除湿など)
  • 耐久性
  • デザイン

機能性や耐久性にこだわると、お手入れが楽になったり張り替える回数が減ったりします。また、部屋のデザインにあった壁紙を選んだり、雰囲気を変えるためにあえて変わったデザインを選んだりしても良いでしょう。

なお、賃貸住宅の壁紙を張り替えるときは、退去時のことも考え、剥がしやすさにも注目しましょう。傷や汚れが残りにくいため、スムーズに退去できます。

まずは狭い壁からDIYをしてみよう

壁紙をDIYで張り替えるときは、のりや壁紙を張る際に刷毛を使ったり、複数人で張り替えたりするなどの工夫をすることで失敗を回避しやすくなります。

DIYで壁紙を張り替えるなら、まずは洗面所などの狭い空間から始めてはいかがでしょうか。十分にコツを掴んでから、大きな部屋の張り替えに挑戦しましょう。

また、壁紙はDIYでも張り替えられますが、原状回復などを考慮しなければならない場合は、業者に依頼することもおすすめです。

この記事のポイント

業者に依頼すると高額な費用がかかる?

DIYでは壁紙やのりなどの材料代だけでできますが、業者に依頼すると作業費用がかかる分、1㎡あたりの価格も数百円ほど高くなります。ただし、モノや業者によるので高額とは一概には言えません。

詳しくは、「壁紙を張り替える費用」をご覧ください。

壁紙の張り替えは1人でできる?

壁紙の張り替えは1人でもできますが、継ぎ目にずれが生じる可能性があります。できれば2人以上で行い、離れた位置からずれや歪みがないか確認しながら進めましょう。

詳しくは、「複数人で作業をする」をご覧ください。

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