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初めてのベランピング!必要なアイテムや楽しむ際の注意点を解説

子どもが小さかったり、仕事が忙しかったりして遠出が難しい方を中心に、自宅で楽しめるレジャーとして「ベランピング」が人気を集めています。

ベランピングに興味があってチャレンジしてみたいと考えている方にとって、ベランピングに必要なアイテムや楽しむためのコツは、気になるポイントでしょう。

また、ベランピングを行う際に注意しておくべきこともきちんと把握して、近隣住民の方に迷惑をかけないような形で楽しむ必要があります。

この記事では、ベランピングについて、必要なアイテムや楽しむためのコツ、注意点を解説します。

ベランピングとは?

ベランピングとはベランダとグランピングを組み合わせた造語であり、グランピング自体もグラマラスとキャンピングを組み合わせた造語です。

要するにベランピングとは、ベランダで楽しむ華やかなキャンプを意味します。昨今の情勢のなかで、家にいながらキャンプの雰囲気を味わえるとして、人気が高まってきています。

ベランピングに必要なスペースは?

一口にベランピングといってもその内容はさまざまであり、レジャーシートと小さなテーブルだけで行う場合もあれば、大きなテントを立てて行う場合もあります。

そのため、ベランピングに必要なスペースはケースバイケースです。ベランダで行う以上スペースは限られているので、自宅のベランダのサイズの範囲内で行えるようにすることが重要です。

マンションでベランピングしても大丈夫?

マンションのベランダは一軒家のベランダよりも小ぢんまりすることが多いですが、ベランピング自体は行えます。ただし、一軒家よりも近隣住民の方に与える影響が大きいので、音や光、匂いには十分配慮しなければなりません。

なお、マンションによっては、管理規約でベランピングに該当するような行為を行うことを禁じている場合もあります。マンションでベランピングを行う場合は、事前にマンションの管理規約を確認しておくのが賢明です。

ベランピングに必要なアイテム

ベランピングではいろいろなアイテムを利用しますが、主に必要なアイテムとしては、以下のものが挙げられます。

  • レジャーシート
  • テント
  • テーブルやイス
  • ハンモック

レジャーシート

ベランダにレジャーシートを敷けば、その上に座って屋外の空気を楽しめます。ベランダに直置きしたくないものでも、レジャーシートの上であれば置きやすいでしょう。

レジャーシートのサイズによってはひとつでベランダ全体をカバーするのは難しいため、いくつか組み合わせて利用するのがおすすめです。

テント

ベランダの広さにもよりますが、テントを設置すれば本格的なキャンプ気分を味わうことができます。さらにタープも加えれば、日差しを遮れてキャンプ感も増します。

ベランダにテントを置くことが難しい場合は、窓を開けてベランダ付近の室内にテントを立てれば、雰囲気を満喫できるでしょう。

テーブルやイス

テーブルやイスがあれば便利なだけでなく、キャンプ感も高まります。

ベランダはそこまで広いスペースではないことも多いでしょう。あまり脚が長いものだと窮屈になる可能性が高いため、ローテーブルやローチェアを利用するのがおすすめです。

それでもスペースに余裕がない場合は、カラーボックスをテーブル代わりにしたり、イスだけを置いたりしても、リラックスできる場所になります。

ハンモック

リラックスしてゆっくり読書を楽しみたいような場合には、ハンモックを利用するのがおすすめです。ハンモックには、両端をどこかに結んで利用するものや自立式のものがあるので、設置する場所に合わせてより使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

冬場であればブランケットで防寒対策を行うのがおすすめです。

ベランピングを楽しむコツ

ベランピングをより楽しむためのコツを抑えておくことで、さらに充実したものになるでしょう。ベランピングを楽しむコツとしては、主に以下のような方法が挙げられます。

  • アイテムにこだわる
  • 非日常感を演出する
  • DIYも一緒に楽しむ

アイテムにこだわる

上述のように、ベランピングではテーブルやイス、ハンモックがあると便利ですが、アイテムに愛着があるとより楽しくなります。利用するアイテム全体の雰囲気を統一させるなどすれば、没入感も増すでしょう。

キャンプグッズを出しているメーカーの商品から、お気に入りのものを探すのも楽しめるポイントの1つです。

すべてのアイテムにこだわるのが難しい場合は、何か一点だけでもしっかりした品質のものを利用するのがおすすめです。

非日常感を演出する

ベランピングはベランダで行うものですが、よりレジャー感を楽しむには生活感をなるべく消すことが重要です。

たとえば、エアコンの室外機は布で覆って見えにくくするなどの工夫で対応すると良いでしょう。その場合は、エアコンを消すのを忘れないよう注意してください。

ベランダのスペースがあまりない場合は、エアコンの室外機の上を物を置くための場所として活用するのもおすすめです。

さらに、ベランダの床にもパネルやタイルを敷き詰めることで、非日常感の演出に一役買ってくれます。

DIYも一緒に楽しむ

ベランピングで使うテーブルやイスは、DIYすることも可能です。

自分で作ったアイテムでベランピングをすれば、その過程も楽しめるうえに、道具に愛着も湧くでしょう。DIYをすればアイテムを購入する必要がないので、費用を抑えることにもつながります。

ベランピングをする際の注意点

ベランピングを楽しむ際には、注意しなければならない点もいくつかあります。

  • 音や匂いには注意を払う
  • 落下防止対策を行う
  • 通行人などの目線が気になる場合は目隠しを行う
  • マンションの場合は管理規約の範囲内で行う

それぞれの注意点に関して、詳しく説明します。

音や匂いには注意を払う

一軒家でもマンションでも、音や匂いが激しいと近隣の方に迷惑をかける可能性があります。

とくにマンションの場合は、隣家との距離が近いため音や匂いが伝わりやすくなります。十分に配慮したうえで楽しみましょう。今後の近所付き合いを考慮すると、近隣の方に悪い印象を持たれる行動は極力避けるべきです。

落下防止対策を行う

ベランダには手すりがありますが、ベランダにたくさんの物があるとその隙間から物が落ちる可能性があります。一軒家であれば自宅の敷地内に落ちるだけで済むかもしれませんが、マンションの場合は別の部屋の住人や通行人に迷惑をかける可能性も否定できません。

手すりのほうに物を置かないようにする、手すりの箇所を布で覆うなどの落下防止対策を行うことが重要です。

通行人などの目線が気になる場合は目隠しを行う

ベランダが道路に面している場合、通行人の目が気になってベランピングを思う存分楽しめないことも考えられます。

そのような場合はシェードやターフ、パラソルを利用して、目隠しを行うと良いでしょう。上述した落下防止対策にも有効です。

マンションの場合は管理規約の範囲内で行う

管理規約はマンションごとに異なり、ベランダでのベランピングのような行為自体を禁じている場合もあれば、火を使わなければ良い場合などさまざまです。

事前に管理規約に目を通しておき、その範囲内でベランピングを楽しむようにしましょう。

ベランピングをする時は何に注意すれば良い?

ベランピングを行う際には、騒音や匂い、落下物などに注意しましょう。詳しくは、「ベランピングをする際の注意点」をご覧ください。

ベランピングを楽しむためには配慮やこだわりが重要

ベランピングを楽しむためにはキャンプグッズをある程度揃える必要がありますが、DIYで作成すればその過程も楽しめます。

ただし、実施する場合は近隣住民からクレームが来ないように、騒音や匂いには十分注意しましょう。

工夫次第でさまざまなテイストのベランピングを楽しむことが可能なので、ぜひ自分なりのベランピングスタイルを確立してください。

この記事のポイント

ベランピングはどんなもの?

ベランピングとはベランダとグランピングを組み合わせた造語であり、ベランダで行うキャンプを指します。詳しくは「ベランピングとは?」をご確認ください。

ベランピングに必要な道具は何がある?

ベランピングを楽しむには、レジャーシートやテント、イスなどを用意するのがおすすめです。詳しくは「ベランピングに必要なアイテム」をご確認ください。

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