| 高橋愛さんプロフィール |
| 2001年モーニング娘。5期メンバーとしてデビュー。10年間在籍し、第6代リーダー及びHello!projectのリーダーとして活動。グループ卒業後はミュージカルや舞台、CMなど女優としても存在感を発揮し、モデルとしても活躍中。ジェンダーレスコスメ「Aimmx(アイムミクス)」のプロデュースや、各ファッションブランドとのコラボアイテムを展開するなど活動の幅を広げている。SNS総フォロワー数は430万人以上を誇る。 |
憧れのライフスタイルを送る話題の人に、暮らしと住まいのこだわりをお聞きする本企画。今回登場いただくのは、モーニング娘。の元メンバーで、現在は俳優やモデル、タレントとして多方面で活躍する高橋愛さんです。ご自宅のインテリアやアートへのこだわりのほか、あべこうじさんとの円満な夫婦生活の秘訣などについてもお話をうかがいました。
すべては「心がときめくかどうか」で決める
1997年に誕生し、国民的アイドルとして愛され続けている「モーニング娘。」。高橋愛さんは、モーニング娘。の“黄金期”と呼ばれる2000年代前半より中心メンバーとして活躍し、その礎を築きました。
そして、来年には芸能デビュー25周年を迎える高橋さん。10代のころから常にスポットライトを浴び続ける高橋さんの、もっともプライベートな空間である“家”に迫ります。

現在のお住まいを決めた理由について、高橋さんは「一目惚れ」だと語ります。
「いま暮らしているマンションは築60年で、外観はレトロなのですが、初めて見たときからその古さに美しさを感じていました。そして軽く5分くらい内見をして『ここにします!』と即決。私はもともと直感で動くタイプで、なによりも『心がときめくかどうか』を大事にしながら生きています」
高橋さんの直感は、部屋のインテリアを選ぶ際にも発揮されるそうで。

「私は椅子が好きなのですが、ブランドや色の統一感はそこまで考えていません。ほかの家具と合うかよりも、やっぱり『心がときめくかどうか』で選んでいます。でも、前にあべさん(夫のあべこうじさん)から『この椅子、高さが合ってないんじゃない? ちゃんと測った?』と指摘されたこともあります(笑)。それでも、部屋に置いているうちに不思議と馴染んでいくんですよ」
家の中にあるものはほとんどが高橋さんのセレクト。特にリビングは、高橋さんの“好き”であふれているといいます。

「インテリアだけじゃなく、最近は私の“推し活グッズ”も増えています。いとこがボーイズグループ『NCT WISH』のメンバーで、そのグループのうちわと、さらにそのお兄さんグループのうちわも飾っています。それらを共有スペースのリビングに置かせてくれるあべさんは、本当に優しい夫だなと思います(笑)」
また、広いベランダも高橋さんのお気に入りスポットのひとつ。

「わが家のベランダにはテーブルとベンチが置いてあり、そこで軽く横になったり、漫画を読んだり、太陽を浴びながらリフレッシュしています。デリバリーを頼んで、ベランダで食事をとることもありますね。私はじっとしているのが苦手で、家にいても常に何かをしているのですが、ベランダではゆったり過ごせます。家の中で一番リラックスできる場所かもしれません」
夫婦円満の秘訣は「アドバイスはするけど否定はしない」
好きなものに囲まれて暮らしたい高橋さんとは対照的に、物欲があまりないというあべさん。それでも、お互いが好きなアートに対する感性は似ているようで。
「あべさんと私はアートが好きなんです。出先で見つけたギャラリーに二人でふらっと立ち寄ったり、あべさんが展示会を見に行き『ちゃん愛が好きそうなものがあったよ』と教えてくれることもあります。

以前、アートを購入したときのこと。個展で見たときはすごく素敵だったのに、額縁がゴールドだからうちに置くには豪華すぎるな〜と思い、あべさんと二人で白に塗り替えたことがあります。あべさんはDIYやものづくりが好きみたいで、そのときは塗料の用意もしてくれたかな」
過去には、あべさんからこんな“DIYサプライズ”を受けたことも。
「先ほどお伝えした通り、今の家はあまりじっくり内見をせずに決めたので、入居したあとにトイレの棚の部分が黒なことに気がついたんです。『ほかは白なのに、なんでここだけ黒なんだろう』と言っていたら、ある日突然、トイレの棚が白くなっていて! 私がお出かけしている間に、あべさんが塗り替えてくれたんです。前の家ではシューズボックスを作ってくれたこともありました。お互い、思いついたらなんでもやるところが似ていると思います」
芸能界きってのおしどり夫婦として知られるお二人。仲良く過ごせる秘訣について聞いてみると。

「アドバイスはするけど、否定はしないことが大切だと思っています。昨年、あべさんが温泉を買ったんですよ。一応、あべさんは『休業している温泉を買いたいんだけど、どう思う?』と私に聞いてくれたのですが、私はすぐに『あべさんが温泉買うとかウケるんだけど!』と答えました(笑)。夫といえども、相手は所有物じゃない。お互いに個々の人間として生きている。彼のことは大好きだし、ベストパートナーだと思うけれど、お互いに余計な干渉はしません」
相性抜群のお二人ですが、実は結婚前に一度だけ、別れを決意するほどの大喧嘩をしたことがあったそうで……。
「クリスマスに、お互いに財布をプレゼントし合ったんです。でも、そのあとすぐに、私がまた新しい財布を買ったんですよ。あべさんからもらった財布が気に入らなかったわけでは決してなく、私の中では服やバッグを買うのと同じ感覚なので、財布だっていくつあってもいいと思っていて。でも、あべさんはあまりいい気持ちがしなかったみたいなんです。

それで車の中で言い争いになり、私が『わー!』って叫んでいきなり車を降りて走り去ったことがありました(笑)。私のこの性格は変えられないし、これ以上一緒にいても迷惑をかけるだけだと思ったから、喧嘩の後にはお別れの話もしました。でも、あべさんはそんな私をなだめてくれて……。あれから10年以上が経ち、今では私が突然サイズの合わない椅子を買ってきても何も驚かなくなりました(笑)」
「住めてラッキー」な家で広がる大きな夢
自由奔放で好奇心旺盛な高橋さんは、結婚後もたびたび海外へのひとり旅行を楽しんでいるといいます。
「ひとり旅行はよく行きますね。あべさんと二人で旅行をすると決めても、私だけ前乗りすることもあります。以前、二人でモナコ旅行を計画したとき、私は先に別の国へ行っていたので、あべさんとは現地で待ち合わせをしました。それで、あべさんがたった一人で三ヶ国経由してからモナコ入りすることに……(笑)。

しかもモナコに着いた途端、お互いに電波が通じなくなってしまい、『合流できないじゃん!』とちょっと焦りました。でも、二人とも面白いことが大好きなので、こうしたハプニングも笑い話にできるのがいいですね」
今年で結婚12年目を迎えたお二人。あべさんとの生活について、高橋さんは「一つひとつすべてが幸せ」と声を弾ませます。
「パッとあべさんを見て、やっぱりかっこいいなと思ったり、私に『洋服どっちがいい?』と聞いてきてくれるのが可愛いなと思ったり。そういう日常のちょっとしたことすべてに幸せを感じています。10年以上が経ったけれど、いまでも毎日たくさんお喋りをして、本当に笑いが絶えない、充実した日々を送っています」

また、これから先の10年間をどのように過ごしていきたいか尋ねると、高橋さんは。
「きっと、ずっと笑っていると思います。無理に探しているわけじゃないのに、暮らしの中で次々に楽しいことが舞い込んでくるんですよ。世の中には面白いことがたくさん起きているので、これからもそれを見逃さないようにしていきたいですね」

毎日を楽しく、自分らしく生きる高橋さん。最後に、高橋さんが思う「理想の暮らし」について語ってもらいました。
「『いいおうちだな。住めてラッキーだな』と思いながら暮らせることが理想です。まさに、いまの家がそうですね。でも、いいおうちを保つためには、もう少し物を減らさなきゃいけないとも思っています。アートだけはどうしても断捨離できないので、将来は美術館を作ってみたらいいのかも。海沿いのギャラリーなんて素敵ですよね。いっそ、アートが楽しめるホテルにするのもよさそう。

普段もこんなふうに、ぱっと浮かんだことをあべさんに話しています。家の中で語り合っていると、すごく夢が広がるんです。一つひとつ実現していきたいので、皆さんも楽しみにしてもらえたらと思います」

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