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クッションフロアはデメリットが多い?長くもたせる方法を解説

執筆者プロフィール

悠木まちゃ
宅地建物取引士

ライター・編集者。ハウスメーカー勤務時に、新築戸建て住宅のほか、事務所建築や賃貸アパートの営業・設計を経験。
その後、2019年よりフリーライター・編集者として活動を開始。実務経験を活かし、不動産・金融系を中心に執筆から編集まで行う。ブックライターとしても活動するほか、ライター向けオンラインサロンの講師も担当している。

ざっくり要約!

  • クッションフロアのデメリットは、家具を置くと跡がつきやすいことや湿気を溜めやすいこと、チープに見えること。
  • クッションフロアを長くもたせるためには、水拭き・乾拭きなどの掃除やカビ対策をするほか、家具の重さを分散させよう。

クッションフロアは耐水性が高く、デザインも豊富な点が魅力の床材です。一方、デメリットも存在するため、あらかじめ知った上でライフスタイルに合わせて床材を選ぶことが大切です。

本記事ではクッションフロアのデメリットのほか、長く持たせるためのお手入れ方法も紹介します。床材選びで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

クッションフロアとは?

クッションフロアとは、クッション性のある床材で、塩化ビニール系の素材でできているものです。住宅用の場合、厚さは1.8mm程度です。

表面には柄がプリントされており、フローリングのような木目やタイルのようなデザインもあります。なかには、柄だけではなく凹凸がついているものも存在します。

耐水性があるため水回りで使われる傾向がある一方で、フローリング調のものは居室に採用されることも珍しくありません。

クッションフロアのメリット

床材を選ぶ際には、それぞれの特徴を把握し、家族構成やライフスタイルに合うものを検討しましょう。クッションフロアには、他の素材とは異なるメリットがあります。

子どもや高齢者、ペットにも優しい

クッションフロアは表面が水で濡れても滑りにくい特性があるため、転びやすい子どもや高齢者、ペットにも優しい床材です。

反対に、大理石のように硬く表面がツルツルの床は、塗れると滑りやすく、転倒した際にも危険であることが想像できるでしょう。クッションフロアであれば、万が一転んでも素材が柔らかいため、衝撃を軽減できます。

耐水性も高い

耐水性の高さも、クッションフロアの大きなメリットです。塩化ビニール系の素材でできているため、水がついても床材に染み込むことはありません。

ジュースやコーヒーをこぼしてしまっても拭き取ればよいため、掃除が楽に行えます。そのため、キッチンや洗面脱衣室、トイレなどの水回りで使われることが多くなっています。

比較的、安価でデザインも豊富

本物の木を使っているフローリングとは違い、クッションフロアは、どんな柄でもプリントアウトできるためデザインが豊富です。

たとえば、テラコッタタイルのような石目調のデザインもあり、キッチンに使用すると雰囲気がガラリと変わります。好みの柄を選べば、理想のインテリアに近づけられるでしょう。

また、クッションフロアは価格が安いため、コストを抑えたいときにも選択肢の一つとなります。

クッションフロアのデメリット

床材にはそれぞれ短所もあるため、事前に知っておくことが大切です。デメリットを踏まえた上で、検討しましょう。

家具を置くと跡が付きやすい

クッション性があり柔らかいという特性は、メリットでもある一方、傷やへこみが付きやすいという点ではデメリットになります。

特に長期間、重たい家具を置いていると跡が付きやすくなります。たとえば、引っ越しをする際に、冷蔵庫を動かすと跡がクッキリと残っていた経験がある方もいるのではないでしょうか。跡がつくことを避けたい場合は、家具の脚の下に緩衝材を入れるなどの対策を施すと、多少軽減できます。

チープに見えることも

柄が豊富なクッションフロアですが、塩化ビニールという素材の性質上、チープに見えてしまうこともあります。

無垢材のフローリングなどと比べると、木目調のクッションフロアが見劣りしてしまうことは否定できません。

湿気を溜めやすい

塩化ビニール系の素材のため、クッションフロアの通気性はあまり良くありません。

クッションフロアは床に貼り付けて使用しますが、経年劣化により、剥がれたり浮いてきたりすることもあります。その浮いた隙間に湿気が入り込むと、なかなか外に逃がせず、カビが発生する原因にもなりかねません。

クッションフロアがおすすめの場所

クッションフロアは耐水性に優れているため、キッチンや洗面脱衣室、トイレなどの水回りに貼るのがおすすめです。塩化ビニール系の素材なので、こぼれた飲み物や飛び散った水滴などを拭き取ることができ、汚れることを防ぎやすくなります。

また、クッション性があり、すべりにくいため、ペットがいる部屋にもおすすめです。

デメリットも解消?クッションフロアの施工・張り替え方法

クッションフロアにはデメリットもありますが、施工方法を工夫することで解消することも可能です。施工・張り替えをする際には、事前にチェックしておきましょう。

1.クッションフロアを貼る場所を綺麗にする

クッションフロアを貼る場所にゴミやほこりがあると、仕上がりに影響するだけでなく、ゴミがあることによって床とクッションフロアの間に隙間ができてしまいます。

結果的に湿気をためる原因にもなってしまうため、貼る前に綺麗に掃除しましょう。

2.仮敷きしてサイズや形を調整

クッションフロアはすぐに貼り始めるのではなく、まずは両面テープや接着剤をつけない状態で、床に仮敷きしてみましょう。実際に部屋に敷いて、サイズを合わせながらクッションフロアをカットしていきます。

壁際は少し余分に残しておき、最後に調整すると、綺麗に施工できます。

3.両面テープや接着剤で貼り付ける

仮敷きが終わり、サイズを調整できたら、両面テープや接着剤でクッションフロアを貼り付けていきます。

床との間に空気が残らないよう、中に入った空気は逃がしながら貼るのがポイントです。できればハケを使って、空気を押し出すようにしていきましょう。

壁際は端まで押さえながら、部屋の隅までしっかりと接着させます。

クッションフロアを長くもたせるためのお手入れ方法

クッションフロアは傷がついたり、経年劣化で浮いてきたりするデメリットがありますが、適切にお手入れすることによって、長く持たせることも可能です。

汚れたら水拭き・乾拭きする

普段の掃除は掃除機をかける程度でも問題ありませんが、汚れたら水拭き・乾拭きをしましょう。汚れが落ちないときや油汚れなどは、水で薄めた中性洗剤を使って拭き取ります。

こまめに拭き掃除をすることによって、きれいな状態を保ちやすくなります。

カビ対策をする

クッションフロアには耐水性があるものの、完全な防水ではありません。そのため、水をこぼしたまま放置したり、濡れているものを長時間置いたりすることは避けましょう。

濡れたまま放置すると、クッションフロアの劣化の原因になるだけでなく、カビが生えることもあります。脱衣所のように濡れやすい場所ではバスマットを敷き、バスマット自体も置きっぱなしにしないことが大切です。

また、畳の上にクッションフロアを敷く場合は、間に防カビシートを敷くほか、普段からこまめに除湿しましょう。

重たい家具の下には重さを分散できるものを敷く

クッションフロアがへこむ原因は、荷重が1箇所に集中することで、クッション部分が潰れてしまうことにあります。そのため、同じ重さの家具であっても、荷重を分散させることでへこみを防止できます。

たとえば、日頃は動かさないような重い家具の下にベニヤ板を敷くと、クッションフロアには重さが面で伝わるため、1箇所に集中する場合よりもへこみにくくなります。

まとめ

クッションフロアは柔らかいため、子供や高齢者、ペットにも優しい床材です。耐水性が高い上に、デザインも豊富です。

傷やへこみの跡がつきやすい点はデメリットですが、家具の重さを分散させれば、防ぎやすくなります。また、濡れたものを床に放置しないなどの対策をすることによって、クッションフロアを長く持たせることも可能です。

クッションフロアのメリット・デメリットを踏まえて、ご自身の条件に合う床材を選びましょう。

この記事のポイント

クッションフロアのメリットは?

子どもや高齢者に優しい点のほか、耐水性の高さやデザインの豊富さ、安価であることが挙げられます。

詳しくは「クッションフロアのメリット」をご覧ください。

クッションフロアのデメリットは?

家具を置くと跡がつきやすいことや湿気を溜めやすいこと、チープに見えることがデメリットです。

詳しくは「クッションフロアのデメリット」をご覧ください。

クッションフロアを長くもたせるためのお手入れ方法は?

水拭き・乾拭きなどの掃除やカビ対策をするほか、家具の重さを分散させる方法があります。

詳しくは「クッションフロアを長くもたせるためのお手入れ方法」をご覧ください。

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