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2024.11.28

#マンション投資#不動産投資#収益物件

少額不動産投資とは? 初心者にもおすすめな4つの投資のメリット・デメリット

少額不動産投資とは? 初心者にもおすすめな4つの投資のメリット・デメリット

ざっくり要約!

  • 少額から始められる不動産投資の4つの方法を紹介。それぞれのメリットとデメリットを解説
  • 初心者はクラウドファンディングやREITから始め、リスクとリターンを慎重に検討するのがおすすめ

不動産投資というと、大きな資金が必要で敷居が高いというイメージがあるかもしれません。しかし、近年では少額から始められる不動産投資の選択肢が増えており、初心者でも気軽に始めることができるようになっています。本記事では、少額不動産投資について詳しく解説するほか、初心者の方にもおすすめな4つの投資方法のメリットとデメリットを紹介します。

少額不動産投資とは?


少額不動産投資とは、比較的小さな資金で不動産投資を行う方法のことを指します。従来の不動産投資では、物件を購入するために数千万円の資金が必要となるケースも少なくありませんでしたが、少額不動産投資では1万円程度から始めることができます。そのため、これまで不動産投資をしたことがない投資初心者の方でも挑戦しやすい投資方法といえるでしょう。

少額不動産投資には様々な形態がありますが、主に以下の4つが代表的です。

  • 不動産クラウドファンディング
  • 不動産小口投資商品
  • REIT(不動産投資信託)
  • 現物不動産投資(コンパクトマンションなど)

それぞれの投資方法について、詳しくみていきましょう。

不動産クラウドファンディング

不動産投資の新しい形として注目を集めている不動産クラウドファンディング。その代表例が不動産クラウドファンディングです。この投資方法は、従来の不動産投資の概念を覆し、インターネットを介して多くの人々が参加できる点が特徴です。

不動産クラウドファンディングとは

不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて多数の投資家から資金を集め、不動産プロジェクトに投資する仕組みです。投資家は少額から参加でき、不動産の運用や管理はプロが行います。期待できる利回りの目安は、一般的に3〜8%程度です。ただし、プロジェクトの内容や運営会社によって利回りは変動するため、投資前にしっかりと確認するようにしましょう。

メリット

不動産クラウドファンディングの最大のメリットは、少額から始められることです。多くの場合、数万円程度から投資が可能で、初心者でも気軽に始めることができます。また、不動産の専門知識がなくても投資できるほか、投資期間が比較的短いのも特徴です。多くの案件で数ヶ月から数年程度の運用期間が設定されているため、長期的な資金の固定化を避けられます。

デメリット

一方で、デメリットもあります。まず、投資先の不動産を自分で選べないことが挙げられます。運用会社が選定した物件に投資することになるため、自身の判断で物件を選ぶことができません。また、投資金額に応じて配当を受け取ることから、物件の価値上昇による利益を直接享受できないという制約があります。さらに、クラウドファンディングは比較的新しい投資形態であるため、長期的な実績が少ないことにも注意が必要でしょう。

不動産小口投資商品

不動産投資には高額な資金が必要というイメージがあるかもしれませんが、それを払拭する方法として注目されているのが不動産小口投資商品です。この投資方法を利用することで、大規模な不動産への投資をより身近なものとして感じることができます。

不動産小口投資商品とは

不動産小口投資商品は、不動産を多数の投資家でお金を出し合って取得し、得られた利益を持分に応じて分配する仕組みです。期待できる利回りの目安は通常2〜7%程度ですが、物件の立地や種類、市場の状況によって変動するため、慎重な検討が必要です。

メリット

不動産小口投資商品は、高額な不動産に少額で投資できることが大きなメリットです。数億円規模の商業施設やオフィスビルなどに100万円程度から投資できる商品もあります。また、不動産の所有者として登記される場合、法的な所有権が明確であるほか、物件の価値上昇による利益を得られる可能性もあります。

デメリット

デメリットとして、流動性が低いことが挙げられます。投資期間が長期に及ぶことが多く、途中で解約することが難しいケースもあるでしょう。また、投資対象が特定の物件に限定されるため、分散投資の観点からはリスクが高くなる恐れがあります。物件の価値が下落した場合や、空室率が上昇した場合には、予想以上に収益が減少する可能性があることを認識しておく必要があるでしょう。

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REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)

不動産投資の世界では、個人投資家にとってより身近な選択肢として、REIT(不動産投資信託)が注目を集めています。REITは、不動産投資と証券投資の特徴を併せ持つユニークな金融商品です。その仕組みは複雑に見えるかもしれませんが、実際はとても興味深い投資手法といえます。

REITとは

REIT(不動産投資信託)は、投資家から集めた資金で不動産を購入・運用し、その収益を投資家に分配する金融商品です。株式市場に上場されているため、株式と同様に売買することができます。期待できる利回りの目安は、一般的に3〜5%程度とされていますが、市場の動向や個々のREITの運用状況によって変動するため、投資前に十分なリサーチが必要です。

メリット

REITの最大のメリットは、高い流動性です。上場されているため、株式と同様に売買ができるほか、必要に応じて現金化しやすいといったメリットがあります。また、少額から投資できるため、初心者でも始めやすいことに加え、プロの運用者が不動産を管理するため、投資家自身が不動産の運用や管理に関わる必要がありません。また、複数の不動産に分散投資されているため、リスクの分散効果も期待できるでしょう。

デメリット

一方で、REITには株式市場の影響を受けやすいというデメリットがあります。不動産市況だけでなく、株式市場全体の動向によっても価格が変動するため、短期的には大きな価格変動が起こることがあります。また、REITの運用会社に支払う手数料や管理費用が必要となるため、これらのコストが利益を圧迫する恐れがある点にも注意が必要です。そして、REITでは直接不動産を所有することはないため、物件の価値上昇に伴う利益を直接享受することもできません。

現物不動産投資

最後に紹介するのは、最も伝統的な不動産投資の形態である現物不動産投資です。この方法は、他の投資方法と比べてより直接的に不動産市場に関わることができ、投資家自身の判断や戦略が大きく影響します。

現物不動産投資とは

現物不動産投資は、実際に不動産物件を購入し、その物件から得られる賃料収入や将来の売却益を目的とする投資方法です。物件の選定から購入、管理、売却まですべてを投資家自身が行います。物件や地域によって利回りは異なりますが、一般的に5〜10%の利回りが期待できるでしょう。

現物不動産投資は少額不動産投資とは別に考えられることもありますが、比較的安価なコンパクトマンションや担保評価の高い新築物件などは、少額の自己負担で投資できる可能性があります。

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不動産投資とは?基礎知識とメリット・デメリットをわかりやすく解説 不動産投資の基礎知識

メリット

現物不動産投資の大きなメリットは、投資家自身が物件を所有し、運用できることです。物件の選定から賃貸管理まで、自身の判断で行えるほか、物件の価値上昇に伴う利益も直接教授できます。レバレッジを効かせた投資も可能で、少額の自己資金で大きな資産を運用できるかもしれません。

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不動産投資の「レバレッジ効果」とは? 不動産投資の基礎知識

さらに、不動産は実物資産であることから、インフレに強いといった特徴があります。長期的な資産形成はもちろん、相続対策としても有効な投資方法といえるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、まず初期投資額が他の少額不動産投資に比べて高くなることが挙げられます。また、物件の管理や入居者対応など、投資家自身の労力と時間が必要になるほか、空室リスクや修繕費用など、予期せぬ出費が発生する可能性も考慮しなければならないでしょう。さらに、不動産市況の影響を直接受けるため、物件価値の下落リスクにも注意しなければなりません。

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不動産投資の6大リスク一覧!未然に防ぐ方法とは? 不動産投資の基礎知識

まとめ

少額不動産投資には、不動産クラウドファンディング、不動産小口投資商品、REIT、そして比較的少額で始められる現物不動産投資など、様々な選択肢があります。それぞれに特徴があり、投資家の目的や資金力、リスク許容度によって最適な方法が異なります。

初心者の方は、少額不動産投資の中でも特に少ない金額で始められる不動産クラウドファンディングやREITから始めるのがよいでしょう。経験を積みながら、徐々に投資の幅を広げていくことをおすすめします。

また、どの投資方法を選択する場合も、事前に十分な調査を行った上で理解を深めておくことが欠かせません。自身の財務状況や投資目的を明確にし、リスクとリターンのバランスを慎重に検討した上で、適切な投資判断を行うようにしましょう。

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ワンポイントアドバイス

少額不動産投資を始める前に、自身の投資目的やリスク許容度を明確にしましょう。また、複数の投資方法を組み合わせることで、リスク分散を図ることができます。不安な点は金融アドバイザーや不動産の専門家に相談し、自分に合った投資戦略を立てることをおすすめします。

この記事のポイント

Q. 少額不動産投資とはなんですか?

A. 少額不動産投資とは、比較的小さな資金で不動産投資を行う方法のことを指します。従来の不動産投資では、物件を購入するために数千万円の資金が必要となるケースも少なくありませんでしたが、少額不動産投資では1万円程度から始めることができます。詳しくは「少額不動産投資とは?」をご覧ください。


 Q. 不動産にもクラウドファンディングがあるのですか?

A. 不動産にもクラウドファンディングがあり、不動産投資の新しい形として注目を集めています。この投資方法は、従来の不動産投資の概念を覆し、インターネットを介して多くの人々が参加できる点が特徴です。詳しくは「不動産クラウドファンディング」をご覧ください。


 Q. 不動産小口投資商品とはなんですか?

A. 不動産小口投資商品は、不動産を多数の投資家でお金を出し合って取得し、得られた利益を持分に応じて分配する仕組みです。詳しくは「不動産小口投資商品」をご覧ください。

ライター:織瀬ゆり

元信託銀行員。AFP・ 2級FP技能士をはじめ、複数の金融・不動産資格を所持。それらの知識をもとに、「初心者にもわかりやすい執筆」を心がけている。2児の子育て中でもあり、子育て世帯向けの資産形成、女性向けのライフプラン記事を得意とする。

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