中古M購入者の半数強がリノベ物件選択
2026年10月07日
―イニシア調査、高所得層は資産価値重視
コスモスイニシアは「中古マンション購入検討者・購入者の価値観と購入行動に関する調査」の結果をまとめた。購入者の53・2%がリフォーム・リノベーション済みの物件を選択していた。資産性に対する意識も高く、世帯年収2000万円以上の層では最も重視する点は「資産・管理状態」で「価格」を上回り、価格高騰下でも「積極的・早めに動く」傾向にある。
調査は初めてで、直近2年以内に中古マンションを購入したか、2年以内に買いたい首都圏の1000名を対象に実施。8月31日から9月4日にかけてインターネットで行った。購入者・検討者とも500名からの有効回答があった。重視点に関しては、年収が中堅の世帯は「物件価格」が1位だったが、1500万~2000万円未満の層は「資産性」が「交通利便性」と同率で1位、2000万~3000万円未満と3000万円以上では「資産性」が単独1位。価格高騰で購入に対する考えや判断に変化が生じたかとの質問に対しては、2000万~3000万円未満の41・9%、3000万円以上の38・5%が「以前より積極的・早めに動くようになった」とし、回答比率が「慎重・保守的な判断をするようになった」「特に変化はない」を上回った。
資金面では住宅ローン金利の上昇や中古マンション価格高騰を受けての変更・見直しについて「特にしていない」が最も多く、「情報収集の範囲を広げた」「予算を見直した」などと続いた。住宅ローンを利用する予定か利用した回答者の20・8%がペアローン、16・9%が超長期ローンを選んでいた。金利タイプの見直し(変動から固定、固定から変動、変動からより低い金利の変動への変更など)も進んでいる。
(提供:日刊不動産経済通信)