大崎の住みやすさとは？駅周辺に商業施設やマンションが集積する街の街歩き情報やマンション情報をご紹介

大崎のエリア概要

東京都品川区に位置する大崎は一丁目～五丁目で形成されているエリア。町名の由来には諸説あり、秩父から続く尾崎が大崎に転じた説、目黒川の低地に突き出た高台(岬)のような地形にちなみ、大きな岬が大崎と呼ばれるようになった説などがあります。
かつては工業地帯として発展してきましたが、近年の再開発によって変貌を遂げた地域で、ビジネス、住まいのエリアとして注目されています。

大崎の魅力

1980年代後半から、再開発が進んだ大崎エリア。ホームからは階段、エスカレーター、エレベーターを利用して橋上にある改札へ。北改札、南改札ともコンコースは広々としており、開放的な印象です。駅周辺には、商業施設を備えたオフィスビルが複数立ち並び、平日はオフィスワーカーと住民が行き来する街となっています。仕事や学習に使える大崎図書館、大崎図書館分館がいずれも駅から徒歩圏内にあります。「しながわFree Wi-Fi」にも対応しているので、PCを使った調べものなどにも重宝するでしょう。
各商業施設の行き来や周辺のマンションへはペデストリアンデッキが利用できるのも大きな特徴。車道や坂道を避けて移動できるという工夫がなされている点も注目で、歓楽街がなく、穏やかな街並みというのもポイントです。
なお、駅の商業施設には、大崎ニューシティ、ゲートシティ大崎、アートヴィレッジ大崎、ThinkPark、大崎センタービル、大崎ウィズシティなどがあります。
大崎駅周辺は、都市再生緊急整備区域の指定を受け、オフィスビルや商業施設、高層マンションの建設が進められてきました。ハード面、ソフト面から幅広い防災対策を盛り込んだ設計になっており、安心が備わっている点も見逃せないでしょう。

大崎の家賃相場・購入相場

当社ホームページの掲載物件をもとにした情報によると、賃貸のマンションの家賃は、月額9万8,000円のワンルームから33万5,000円の2LDKがあります。また、マンションの販売価格は、4,200万円～1億5,800万円まで、幅広い価格帯となっています。(2025年4月8日現在)

参考：山手線 大崎駅の不動産相場

大崎の交通アクセス

大崎駅からは、JR山手線、JR埼京線、JR湘南新宿ライン、りんかい線が利用できます。通勤・通学に便利で、東京駅(約17分)、品川駅(約4分)、渋谷駅(約6分)、新宿駅(約11分)など、主要駅への移動がスムーズ。空の玄関口である羽田空港へは約26分、成田空港へは約73分です。なお、大崎駅西口バスターミナルからは羽田空港(約50分※ただし1本/日のみ)や成田空港(約72分)行のリムジンバスの利用が可能です。

大崎の治安

商業施設を併設しているオフィスビルには防犯カメラが設置されているほか、警備員が配置されているので、犯罪の発生抑止になる環境が整っています。夜には街灯だけでなく、点灯しているオフィスからの光などもあり、駅周辺は夜でも暗がりになることはありません。

大崎の子育て環境

大崎がある品川区の子育て環境としては、下記のようなものが挙げられます。

トキメキ☆ドキドキ　トキドキ保育

品川区在住で保育園・幼稚園などへ通っていない、就学前の子どもが対象。週1～2回程度、区内の一部の私立保育所などで、空き定員を活用して定期的に預かってくれる制度です。

子育てネウボラ相談

妊娠・出産から育児まで切れ目のない支援を行う「しながわネウボラネットワーク」。その一環として、保健師・看護師などの有資格者が「子育てネウボラ相談員」となり、児童センターで子育てに関する相談を受けてくれます。

子どもすこやか医療費助成

品川区在住の子ども（18歳到達後最初の3月31日まで）が医療機関などで診療を受けた時、保険診療のうち自己負担分を品川区が助成します。なお、この助成を受けるには申請が必要です。

しながわっ子・子育てかんがるープラン

妊娠中から小学校就学前までのお子さんの保護者が対象。保育課の子育て相談員が、就学前の子育てプラン作成のお手伝いをしてくれる制度です。

すまいるスクール

学校施設の中にある、区が運営する子どもたちの放課後の居場所。入退室時にすまいるチップかカードをカードリーダーにかざすと、保護者に通知が届きます。

大崎の医療環境

駅周辺には、内科、歯科、小児科など様々な医療機関が揃っています。オフィスビル内には複数の科に対応しているメディカルセンター(ThinkPark内)、ゲートシティ大崎・メディカルクリニック（ゲートシティ大崎ウェストタワー）があります。

大崎周辺を街歩き（大崎駅〜目黒川〜ル・サンク大崎ウィズタワー）

今回は、駅前のペデストリアンデッキや目黒川沿いを行き来したり、個性的なお店が並ぶ百反坂通りをぶらぶらしたりしながら、大崎の街を巡ってみました。

駅周辺に広がるたくさんの商業施設

駅の改札からはペデストリアンデッキを利用し、西口、東口にある商業施設へのアクセスが可能。飲食店が数え切れないほどあり、お昼時になると店頭でテイクアウト用のお弁当を販売しているお店も多く見られます。また、街中にはベンチが潤沢にあり、一休みする場所に困ることがありません。

四季の移ろいを感じられる目黒川

東口側に向かい、ビル群を抜けていくと目黒川に到着します。訪れたのは桜が満開の季節。目黒川の遊歩道沿いにある階段状のベンチには多くの人が腰掛け、景色を楽しみながら思い思いに過ごしている姿がありました。

御成橋のたもとにある「品川区立御成橋公園」

目黒川沿いに歩き「大崎」駅方面へ。御成橋を渡った先にあるカラフルな遊具が備わった、コンパクトな公園が「品川区立御成橋公園」です。友だち同士で元気に遊ぶ子どもたちが印象的でした。

個性的な飲食店が並ぶ「百反坂通り」

西口にあるThinkParkの裏手を進んでいくと、「百反坂通り」があります。知る人ぞ知るグルメスポットと言われており、老舗から新店まで個性的なお店が並んでいます。

千年以上の歴史がある「貴船神社」

「百反坂通り」を駅に向かって歩いていき、三木小学校方面へ入っていくと「貴船神社」が見えてきます。千年以上この地を見守ってきた氏神神社で、境内には品川区指定史跡となっている江戸時代の道標があります。

さらに再開発が進む、便利な街

再開発によって、かつての工業地帯から大きく変貌した大崎エリア。商業施設が集積する駅周辺は、便利な面に目を向けているだけでなく、緑化や目黒川の保全にも注力している様子が伺えます。再開発は継続しており、西口には2026年2月の竣工を目指して駅直結の歩行者デッキ、公共空間、複合タワーが建設中。また、目黒川沿いにはオフィスと公園が一体となった街区建設が、2027年の完成を目指して進行しているところです。
今後さらに魅力が増していく大崎。通勤・通学もしやすく、ファミリー層から注目されているエリアと言えるでしょう。

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