中古戸建ては首都圏6エリアで最高額に

2026年09月15日

―アットH、東京23区は前年比11%上昇

 アットホームは、首都圏における26年上期(1~6月)の中古戸建ての売り出し価格動向をまとめた。首都圏の中古戸建ての価格は、中央値で3100万円(前年同期比3・4%増)に上昇した。1都3県8エリアすべてで価格の中央値が前年同期以上となり、特に東京23区をはじめ合計6エリアは、17年の調査開始からの最高額を更新した。

 東京23区で価格の中央値は6980万円(11・1%増)と2ケタ上昇した。前期比も6・6%増と強い伸びで、24年下期から4%を上回る勢いで上昇している。また、東京23区で上位25%の位置にある物件の価格は1億1498万円(16・6%増)と、中央値より高額帯は更に大きな上昇幅を示した。

 26年上期における各区の物件数の割合をみると、世田谷区が13・1%で最多。続いて練馬区、足立区、江戸川区、杉並区となり、上位5区で49・0%と約半数を占めた。戸建ては一定の敷地を必要とするため、23区でも主に東西の外縁部で住宅ストックが蓄積され、市場の形成に影響を与えているという。

 23区以外のエリアは、都下が3700万円(5・7%増)。前期比は0・5%の上昇にとどまった。横浜市・川崎市は4380万円(2・3%増)で、横ばい傾向から上昇に転じた。両市を除く神奈川県他は2980万円(3・5%増)だった。埼玉県でも、横ばいだったさいたま市が3490万円(0・3%増)と上昇。千葉県では、西部が3180万円(6・7%増)に上昇した。東京23区を含むこれら6エリアは、調査における最高額となった。さいたま市以外の埼玉県他は2280万円(増減なし)、千葉県西部を除いた千葉県他は1680万円(増減なし)。

(提供:日刊不動産経済通信)

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