東京23区の中古M、価格上昇が鈍化傾向
2026年09月01日
―アットH、足立区や葛飾区で実需支え
アットホームは8月31日、首都圏における7月の住宅売り出し価格動向を公表した。戸当たり平均価格が、中古マンションは5928万円(前年同月比25・8%増)だった。8エリアすべてで前年同月より15カ月連続上昇。前月比も全8エリアで上昇した。東京23区は8884万円(23・6%増)だったが、前月比は0・2%増。また、前月比の上昇率は5月が0・8%増、6月は0・5%増と鈍化傾向が続いている。
アットホームラボ・磐前淳子執行役員は「東京都心6区の価格は、前月比で1・8%下落した。23区内では、足立区や葛飾区が実需でもまだ購入できる価格水準ということもあり、堅調に価格が上昇した」と話す。東京23区を除くと、都下は3775万円(13・1%増)で、前月比も3・1%増と強く上昇した。3県では、横浜市・川崎市の4087万円(11・9%増)、さいたま市の3923万円(14・2%増)が、ともに2ケタ増だった。千葉県西部は3119万円(7・7%増)。3県では、中心部以外の各エリアも前年同月より5%以上の上昇幅だった。
新築戸建ては、首都圏の戸当たり平均価格が5184万円(7・8%増)だった。前年から8エリアすべてが上昇した。東京23区は9143万円(21・8%増)と、調査を始めた17年以降で過去最大の価格と上昇率だった。ただ、前月比は0・3%増。さいたま市は4962万円(11・1%増)、都下は5449万円(9・7%増)と前年より1割前後の上昇。横浜市・川崎市の5718万円(5・6%増)や、両市を除く神奈川県他も4617万円(6・0%増)、さいたま市を除く埼玉県他も3988万円(5・9%増)なども、それぞれ上昇した。
(提供:日刊不動産経済通信)