健美家、不動産投資の意識調査を実施

2026年06月09日

―物件価格は高止まり、金利上昇が鮮明

 健美家は8日、不動産投資に関する意識調査の結果をまとめた。1年前と比べた投資用不動産の価格は「上昇している」が66・2%だった。25年10月に行った前回調査の77・9%と比較して「上昇」が10㌽以上も下落し、「建設費や資材価格の高騰」を背景に物件価格は高止まりしたとの見方が過半数を占めた。また、投資用不動産の売り時・買い時について尋ねると「売り時」が24・5%、「買い時」が14・7%。「どちらとも言えない」が60・9%と最多で、前回調査の43・0%から大幅に増加した。

 調査は、健美家の会員約20万人を対象として4月17日~5月1日の期間にインターネットアンケートを実施し、470人から有効回答を得た。投資用不動産の1年後の価格予測は「上昇する」が最多で55・3%と過半数だった。上昇を予想する理由は「建設費や資材価格の上昇」が8割超と圧倒的多数を占めた。

 ここ1年間(25年4月以降)に物件購入したかを聞いたところ、「購入した」は42・6%。前回調査から15㌽と大きく下落して半数を下回った。購入物件の種別は「一棟アパート」が44・0%で最多。次に「戸建て賃貸」の31・5%。区分マンションは20・0%で、前回調査より割合が上昇した。物件購入時の融資環境の質問では、金利が1年前より「上がった」が85・3%。また、融資期間は「21~30年」と「31年以上」の合計が3分の2に達して、金利上昇と融資期間の長期化が浮き彫りになった。ただ、直近1年間の投資家による運営については、当初の事業計画から「大きな差はなし」が42・3%で最多。「資材・人件費高騰で修繕費の予算オーバー」や「融資条件の悪化で収支が回らなくなった」などは10%台にとどまった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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