全国マンション市場、戸数減も規模拡大
2026年05月08日
―カンテイ1Q調査、2期連続で6兆円台
東京カンテイは、26年第1四半期(1~3月、1Q)の全国でのマンション市場動向を公表した。26年1Qの新築マンション供給戸数は1万5004戸(前年同期比5・6%減)、中古マンション流通戸数は10万2933戸(3・6%減)と前年割れ。一方で、戸当たり平均価格と戸数を掛けた市場規模は、新築マンションで1兆1590億7500万円(0・3%増)と前年を上回った。中古マンションで4兆9156億2700万円(15・3%増)。新築・中古を合わせた全国のマンション市場規模は6兆747億200万円(12・1%増)で、6兆円台が2期続いた。
全国における新築マンションの供給戸数は、コロナ禍前の19年1Qと比較して、三大都市圏と地方圏がいずれも5~6割ほどに減少。新築マンションの市場規模をみると、首都圏の7161億800万円(4・6%増)と近畿圏の2159億5200万円(0・4%増)で拡大が続いた。対照的に、中部圏とその他地方圏は前年より縮小傾向が続いている。中古流通戸数は、23年1Q以降に四半期ごとで10万戸台を堅調に持続。中古マンション市場規模は、価格高騰と連動して首都圏が3兆3109億5300万円(20・0%増)に拡大し、前期比でも3・8%の拡大だった。
また、首都圏の動向をみると、平均坪単価は新築マンションが502・1万円(8・1%増)だった。千葉県と神奈川県で坪500万円超のタワー物件が供給された影響で、首都圏全域の平均も500万円台が3期続いた。中古マンションは首都圏の平均が坪324・3万円(24・2%増)となり、前期比も5・9%の上昇だった。
(提供:日刊不動産経済通信)