3月と25年度のマンション市場動向・首都圏、3月は35・5%減の1425戸
2026年04月21日
―本社、25年度価格9383万で高値更新
不動産経済研究所は20日、3月の首都圏(1都3県)の新築分譲マンション市場動向を発表した。供給戸数は1425戸で、前年同月(2210戸)比35・5%減と3カ月ぶりの減少。これにより、1~3月の累計は3815戸となり、前年同期の4118戸と比べ7・4%減少している。
3月の供給は126物件・1425戸と供給物件数では前年同月の125物件を1件上回った。そのうち初回売り出し物件(単発物件を含む)は19物件・441戸で、前年同月の23物件・1024戸と比較すると物件数は4件、戸数は583戸下回っている。発売戸数をエリア別にみると、神奈川県が前年同月と同数、その他のエリアは減少となり、都区部は4割減、埼玉県も6割減と大幅に落ち込んだ。
新規供給に対する契約戸数は919戸で、初月契約率は64・5%。前年同月の76・2%を11・7㌽下回り、2カ月ぶりに70%を下回った。エリア別では、千葉県が80%台と高い契約率を示し、都区部は50%台、都下、神奈川県、埼玉県は60%台となった。平均価格は1億413万円で、前年同月(1億485万円)比72万円(0・7%)の下落。㎡単価は159・7万円で同(158・9万円)比0・8万円(0・5%)の上昇となった。平均価格は11カ月ぶりの下落、㎡単価は11カ月連続の上昇となっている。エリア別では都下以外のエリアが平均価格、単価ともに上昇している。
専有面積は65・21㎡で、前年同月比1・2%の縮小。即日完売はゼロ、フラット35登録物件戸数は1163戸(シェア81・6%)。3月末時点の在庫は6409戸で、前月末の6506戸に比べ97戸減少した。4月の供給は1000戸前後を見込んでいる。
25年度(25年4月~26年3月)では、前年度(2万2239戸)比2・6%減の2万1659戸と、年度としては4年連続の減少となった。エリア別の内訳は、都区部7708戸(前年度比6・8%減)、都下2798戸(40・4%増)、神奈川県4997戸(9・0%増)、埼玉県2939戸(14・2%減)、千葉県3217戸(18・8%減)と、都下が4割増、神奈川県も増加した一方、埼玉県と千葉県は2ケタ減、都区部も減少した。初月契約率の平均は62・9%と、前年度(66・8%)比では3・9㌽ダウンし、3年連続で70%台を下回った。
平均価格は9383万円で、前年度の8135万円に比べ1248万円、15・3%の上昇、㎡単価は141・9万円で前年度(123・0万円)比18・9万円、15・4%の上昇となった。平均価格は5年連続の上昇、単価は14年連続の上昇となり、ともに最高値を更新している。
(提供:日刊不動産経済通信)
