東京23区中古M価格、新築戸建て上回る
2026年02月27日
―アットH、17年以降の首都圏調査で初
アットホームは26日、1月の首都圏における住宅売り出し価格の動向を公表した。中古マンションの戸当たり価格は5325万円(前年同月比26・2%増)で、前月比も1・9%の上昇。特に、東京23区の8339万円(35・2%増)と17年以降で最大の上昇率で、前月より1・9%上昇した。新築戸建ては4898万円(6・0%増)と、前年比で上昇したが、前月比は0・2%の下落に転じた。東京23区は8330万円(13・9%増)で、前月比も1・6%上昇した。
アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「東京23区の価格上昇が顕著で、中古マンションが新築戸建てを17年からの調査で初めて上回った。これからも差は開いていきそうだ」とみている。一方で「中古マンション市場は東京都心6区の在庫増加や資産整理や利益確定の取引が散見されたという声や、中国人系の取引意欲減退なども聞こえた」と変化の兆しも語った。
中古マンションの動向をエリア別にみると、全8エリアで前年同月比が上昇。東京23区の前月比の上昇は、3%台の強い勢いだった25年11月、12月に比べて緩和した。また、さいたま市も3612万円(10・9%増)で前年から2ケタ増。東京都下の3553万円(8・3%増)や横浜市・川崎市の3778万円(7・7%増)、千葉県西部の2948万円(5・4%増)など、7エリアが5%超の上昇幅だった。
新築戸建ても、全8エリアで前年同月より価格は上昇した。東京23区の2ケタ増のほか、さいたま市の4636万円(8・4%増)や都下の5139万円(6・8%増)など、計6エリアが5%以上の上昇だった。横浜市・川崎市の5510万円(4・1%増)など4エリアは前月の価格を下回った。
(提供:日刊不動産経済通信)
