中古M、東京23区と都下の価格差が拡大
2026年02月10日
―ライフル、近畿圏は都市部が価格上昇
LIFULL(ライフル)は、運営する「LIFULL HOME’s」に掲載された物件データや反響を分析した26年1月の不動産市況動向をまとめた。中古マンションについて、ファミリー向き物件の戸当たり掲載物件平均価格は首都圏で6182万円(前年同月比44・7%増)だった。前月比でも2・8%と上昇。中でも、東京23区は1億1766万円(54・0%増)と強く上昇。前月からは1・9%の上昇幅で、調査での過去最高を更新。反響物件平均価格でも7802万円(27・1%増)と、同じく過去最高を更新した。掲載価格と反響価格の差は3964万円だった。
首都圏のうち、東京都下の掲載価格も3860万円(18・0%増)で過去最高を更新した。東京23区と東京都下の掲載価格の差は7906万円と過去最大。都心6区は1億7989万円(49・36%増)と前年からの上昇幅は大きいが、前月比は0・5%増にとどまった。調査では、東京都心部が都全体の掲載価格を押し上げたと分析。加えて、横浜市・川崎市の4208万円(10・1%増)をはじめ、両市を除いた神奈川県や埼玉県全域、千葉県全域も掲載価格の前年と比較した上昇は10%を上回った。
近畿圏は、掲載価格で3218万円(20・0%増)と強く上昇し、前月からも2・1%の上昇だった。大阪府が3805万円(25・8%増)で、特に大阪市の5715万円(37・8%増)は上昇傾向を引っ張った。他エリアは、京都市の4292万円(25・1%増)や神戸市の2810万円(23・5%増)など主要都市での掲載価格の上昇が目立った。
(提供:日刊不動産経済通信)