25年4Qマンション市場、初の6兆円に

2026年02月03日

―カンテイ、通年でも23兆円と最大規模

 東京カンテイは2日、25年第4四半期(4Q、10~12月)の全国でのマンション市場動向を公表した。4Qの新築マンションの供給戸数は1万7632戸(前年同期比2・0%減)。中古マンションの流通戸数は11万2524戸(2・5%減)で、前年割れが4期連続。ただ、調査では四半期ごとの動きを見る限り、新築で供給底打ちの様相、中古でも三大都市圏では流通戸数に底打ち感が出始めたとみている。新築と中古のマンションで、戸当たり平均価格から算出した市場規模は約6兆2114億円(10・6%増)と算出。22年以降の市場規模の拡大傾向は続いた。

 上席主任研究員の髙橋雅之氏は「市場規模は、四半期ごとの調査で初の6兆円台、25年の通算でも初めて23兆円台に達した。市場の拡大には中古マンションの価格上昇が影響した。今後も当面は、拡大が続くとみている」と解説する。全国では新築マンションの市場規模が約1兆3766億300万円(3・2%減)と5期ぶりに前年割れ。ただ、25年を通じてみると最高の市場規模となった。中古マンションは、市場規模が約4兆8347億9700万円(15・3%増)と調査における最大規模。首都圏では2割近く、近畿圏、中部圏でも約1割の市場拡大が続いている。

 首都圏で、新築マンションは供給戸数が9204戸(2・3%減)、坪単価が500・0万円(11・3%増)で、市場規模は約8675億2500万円(4・3%増)。中古マンションは、首都圏の流通戸数が5万3292戸(4・4%減)で、市場規模は約3兆1631億6600万円(19・3%増)だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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