オフィス需要調査、面積拡張は約13%

2026年01月30日

―ザイマックス総研、増床傾向が微減に

 ザイマックス総研は企業らにオフィスの利用実態を聞く「大都市圏オフィス需要調査2025秋」の調査結果をまとめた。過去1年にオフィス面積を拡張した割合(今後実施含む)は12・9%と縮小(6・2%)を上回り、今後2~3年程度先までのオフィス面積も「拡張したい」(18・0%)が「縮小したい」(5・5%)よりも多かった。出社率6割超のハイブリッドワークを実施している企業は47・0%。在宅勤務制度の導入率も45・1%と約半数で、出社を必須としない働き方が定着しつつあるようだ。

 調査は自社グループのビルテナントらを対象として年に二度実施。今回は昨年11月25日~12月7日に聞いた。東京など三大都市圏と福岡の企業から1555件の回答を得た。オフィス面積を拡張した割合は23年秋と24年秋の調査で14・0%と横ばいが続いたが、今回は24年秋から1・1㌽減った。18・4%だったコロナ禍前(19年春調査)の水準には現時点で戻っていない。一方、面積を縮小したとの回答は0・9㌽減の6・2%と、21年春の16・6%をピークに漸減している。

 今後のオフィス面積を聞く設問では「変えない」が60・3%(25年春調査61・6%)と最も多く、「拡張したい」(18・0%)は25年春から0・5㌽減った。拡張希望は24年春の19・2%から徐々に減っている。他方、出社率は「100%(完全出社)」が22・3%と22年秋の調査以降、2割台が続く。本社オフィスの困りごとは「会議室(リモート会議用含む)が不足」との答えが57・7%と最多で、次点以下には「交流の場が不足」(24・2%)、「デジタル化の遅れ」(16・6%)などの声が並んだ。

(提供:日刊不動産経済通信)

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