東京23区の中古M価格、初の8千万円台
2026年01月29日
―アットH、23区は25年を通じて強い上昇
アットホームは28日、首都圏における25年12月の住宅売り出し価格の動向を公表した。戸当たり平均価格で、中古マンションは5227万円(前年同月比24・5%増)だった。特に、東京23区は8184万円(35・0%増)と、調査を開始した17年以降で初めて8000万円台に達した。前月比でみても3・2%の上昇と3%台の強い上昇が2カ月連続。アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「東京23区は25年の年間を通じて上昇の勢いが続いた」と話す。
東京23区に加えて、東京都下の3484万円(6・3%増)、横浜市・川崎市の3741万円(5・6%増)、両市を除いた神奈川県他の2752万円(3・6%増)、さいたま市の3622万円(9・7%増)の5エリアは、調査での最高額を更新した。磐前氏は「25年は、特に東京23区で年間を通じて強い価格上昇が続いた。アットホームでは、23区のうち都心6区は物件在庫が積み上がる傾向があって価格の上昇を引っ張ったが、他の17区は物件在庫の数は減少した」と分析する。さいたま市を除く埼玉県他と千葉県(西部/他)の計3エリアも価格は前年より上昇した。
新築戸建ては、首都圏の平均価格が4910万円(6・1%増)だった。東京23区の8200万円(14・0%増)や横浜市・川崎市の5526万円(4・8%増)を含む6エリアで、17年以降の最高額だった。前年同月比は、8エリアすべてで上昇した。
アットホームは、首都圏以外の全国8エリアにおける中古マンションと新築戸建ての25年10~12月期の価格動向も公表。大阪市や札幌市の中古マンション、大阪府や北海道の新築戸建てなど、全国各地で17年以降の最高額を記録した。
(提供:日刊不動産経済通信)
