東京都心ビルの空室率は9カ月連続低下
2025年12月12日
三鬼商事は11日、全国主要都市の11月時点におけるオフィスビル市況をまとめた。東京都心5区にある基準階面積100坪以上の主要な貸事務所ビルは、平均空室率が2・44%(前月比0・15㌽減)だった。自社ビルからの移転や分室などの大規模成約があり、新築ビルも1棟が満室で稼働を始めたことなどから、全体で空室率が低下した。共益費を原則含まない平均賃料は、坪当たり2万1308円(47円増)だった。
区ごとの動向をみると、港区を除いた4区で空室率が低下した。千代田区の1・49%(0・16㌽減)と渋谷区の1・88%(0・16㌽減)は1%台、中央区の2・90%(0・47㌽減)と新宿区の2・75%(0・28㌽減)は2%台だった。ビル内の増床による成約などが進んで、空室率は低下傾向。港区のみ大規模ビルへの移転による大型解約や縮小などがあり、空室率は3・02%(0・08㌽増)と若干上昇した。賃料は、千代田区の2万2974円(95円増)、港区の2万1213円(76円増)、渋谷区の2万4256円(5円増)の3区が小幅に上昇した。
(提供:日刊不動産経済通信)
