25年は賃貸住宅市場で家賃上昇が顕著に

2025年12月05日

 アットホームは、25年の賃貸住宅市場における4大ニュースをまとめた。全国的に家賃上昇が顕著な1年で、▽東京23区のシングル向きマンション平均家賃が10万円超▽「築古」「アパート」など低家賃物件に関心▽福岡市が家賃上昇率トップ3の常連に▽賃貸市場で外国人の存在感が高まる―の4点に注目した。

 東京23区のシングル向きマンションの平均家賃は、5月に初めて10万円を突破した。上昇が続き、9月時点で平均家賃が10万円を上回った区は、千代田区や港区、江東区、豊島区など13区と過半数。今後も人口流入で家賃上昇圧力がかかる状況は続くと予測した。

 一方で、消費者にとって安価な物件への注目度も上昇。24年の半ばまで家賃が上昇傾向になく、ほぼ同水準が続いてきた「築30年超」のマンションもはっきり上昇に転じた。全国では平均家賃が、前年同月比の上昇率で東京23区、大阪市に続き、福岡市が入るようになり、名古屋市との順位を逆転したという。加えて、地場の不動産仲介業者を対象とした調査では外国人に関する指摘が増え、法人契約や富裕層の増加などから、業況に概ねプラスの効果があったとみている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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