東京23区中古M価格、17年1月の2倍に

2025年10月29日

―アットH、24年半ばから強い上昇続く

 アットホームは28日、9月の住宅売り出し価格の動向を公表した。中古マンションの戸当たり平均価格は、首都圏で4835万円(前年同月比21・1%増)だった。全8エリアが前年同月を上回り、中でも東京23区は7485万円(33・3%増)で、調査を始めた17年1月以降の最高額となり、17年1月の価格の2倍を初めて上回った。加えて、神奈川県の横浜市・川崎市の3697万円(7・6%増)、東京都下の3396万円(6・1%増)などが5%超上昇した。

 アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「調査開始時の2倍超まで価格が上がった東京23区は、24年半ばから強い上昇が続いている」と解説する。首都圏の他のエリアは、さいたま市が3434万円(4・2%増)、同市を除く埼玉県他が2531万円(3・3%増)となるなど、全8エリアで前年より3%を上回る上昇率だった。磐前氏は「相変わらず都心が価格を引っ張っている。70㎡超のファミリー向け物件は、23区全体でほぼ2億円に達した」と話す。

 首都圏の新築戸建ては、平均価格が4831万円(5・6%増)。東京23区の7683万円(9・0%増)をはじめ全8エリアで上昇傾向だった。さいたま市は4512万円(4・8%増)と、23年5月以来に調査の最高額を更新した。また、千葉県西部の4517万円(7・3%増)などは5%超の上昇幅だった。

 25年7~9月の全国主要8エリアの中古マンション平均価格は、大阪市が3691万円(前年同期比19・3%増)と大きく上昇。一方、仙台市は2096万円(0・3%減)で前年割れ。新築戸建ては、福岡県が3565万円(4・1%増)など全国8エリアでいずれも上昇した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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