リクルート、首都圏の家賃9万6千円に
2025年10月15日
―最高額を更新、オンライン内見は約4割
リクルートのSUUMOリサーチセンターは、24年度の「賃貸契約者動向調査(首都圏)」をまとめた。平均で、住まいの家賃は9万6082円(前年度比3589円増)で、05年度以降の調査による最高額だった。管理費・共益費も、6177円(590円増)で最高額。調査は、24年4月1日から25年3月31日までに入居した賃貸住宅の契約者などを対象に、首都圏から1264件の有効回答の結果をまとめた。
調査では、訪問した不動産会社の店舗数は1・6店舗(0・1店舗増)、見学した物件数は2・6件(増減なし)だった。見学は「オンライン内見のみ」が28・3%(6・7㌽増)で、「オンライン内見・対面での内見併用」が9・1%(1・8㌽増)。合計37・4%がオンライン内見を実施していた。「物件を見学していない」は8・6%(増減なし)だった。また、オンライン上で行う賃貸契約は、内容を把握している割合が42・4%(3・8㌽増)、実際の利用率は15・9%(2・9㌽増)で18年度以降の最高だった。オンライン契約の利用経験層は、「ひとり暮らしの社会人」が多く、平均の世帯年収や賃料も高い層だった。
入居物件を決める際に、家賃を除いて「路線・駅やエリア」が決め手という回答は54・7%(3・5㌽増)、次に「最寄り駅からの時間」「通勤・通学時間」「初期費用」がいずれも3割台で並んだ。一方で「間取り」「設備・仕様」を決め手とする割合は21年以降に減少傾向。入居物件の決定でやむを得ずあきらめたことは「初期費用」が28・0%(1・6㌽増)で最多。また、「ハザードマップ」を自分で確認した割合は48・3%(4・9㌽増)、「省エネ性能ラベル」を実際に見た割合は14・8%だった。
(提供:日刊不動産経済通信)