都心ビル空室率は5年以上ぶりに2%台

2025年09月12日

 三鬼商事は11日、全国主要都市の8月時点でのオフィスビル市況を公表した。東京都心5区にある基準階面積100坪以上の主要な貸事務所ビルは、平均空室率が2・85%(前月比0・31㌽減)だった。空室率の2%台への低下は20年7月以来、61カ月ぶり。8月は大規模ビルの大型成約が多くみられ、都心5区全体で2万5000坪の空き床が消化された。

 8月は、新築ビル2棟の満室稼働や高稼働での竣工があったほか、既存ビルも館内増床や拡張での成約で空室率が低下した。区ごとの空室率をみると、5区すべてで前月より低下した。千代田区の1・70%(0・05㌽減)と渋谷区の1・93%(0・31㌽減)が1%台。新宿区も2・82%(0・18㌽減)だった。

 共益費を原則含まない平均賃料は、坪当たり2万1027円(120円増)だった。5区のうち4区が賃料は前月比で上昇。千代田区は2万2688円(227円増)、港区は2万647円(166円増)。渋谷区のみ2万4235円(22円減)と若干下落した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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