首都圏の中古M価格が前月比横ばい傾向

2025年06月06日

―ライフル、買取再販物件の動向も調査

 LIFULL(ライフル)は、運営する「LIFULL HOME'S」の掲載物件で集計した4月の不動産市況をまとめた。首都圏における中古マンションのファミリー向きの掲載物件平均価格は4540万円(前年同月比14・8%増)だった。3月までは、調査を始めた21年2月以降の最高価格を4カ月連続で更新し続けていたが、4月は前月比が横ばいだった。

 首都圏の中でも、東京23区の8533万円(38・7%増)や、都心6区の1億3367万円(1・9%増)は前月を上回ったが、東京市部や3県では前月を下回った。また、反響物件平均価格をみると、東京23区の6561万円(17・5%増)や都心6区の8560万円(7・1%増)が前月より下落した。

 シングル向き中古マンションの掲載価格は、首都圏が4257万円(19・7%増)で、前月からの上昇が続いて過去最高を更新した。東京23区は5395万円(22・5%増)、特に都心6区は6960万円(32・0%増)と中心部ほど強い伸びがみられた。

 近畿圏の中古マンションは、ファミリー向き掲載価格が2894万円(10・1%増)、シングル向き掲載価格が2480万円(29・4%増)と、ともに過去最高だった。特にファミリーで大阪市の中心6区は8045万円(53・2%増)と顕著に上昇した。

 なお、ライフルは買取再販物件の動向も公表。4月の東京23区で、築31年以上の買取再販物件の掲載平均価格は5231万円だった。一般仲介物件は4735万円で、購入後にリフォームする際は300万~1000万円程度の費用がかかるとみている。買取再販物件は価格差や入居スケジュールなどから「現実的でバランスの取れた選択肢の一つ」とする。

(提供:日刊不動産経済通信)

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