首都圏中古マンション㎡単価バブル超え

2025年05月13日

―東日本レインズ4月動向、在庫減続く

 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は12日、4月の不動産流通市場の動向を公表した。首都圏の中古マンション成約㎡単価は81・11万円(前年同月比3・9%増)となり、60カ月連続で前年同月を上回った。バブル期の1990年11月の水準も超えた。成約価格は5047万円(0・6%増)と小幅に上昇。成約件数は3950件(21・5%増)だった。

 在庫の㎡単価は87・16万円(21・5%増)、価格は5002万円(23・4%増)と、それぞれ大幅に上昇した。在庫件数は4万4008件(4・4%減)で、減少基調が12カ月続いた。

 エリア別に成約㎡単価をみると、東京都区部の124・89万円(10・4%増)が突出し、首都圏全体を押し上げた。他エリアは、埼玉県の42・35万円(0・7%増)がわずかに前年を上回ったが、東京・多摩の50・90万円(4・8%減)や千葉県の38・27万円(6・8%減)など4エリアは前年割れとなった。成約件数は、全6エリアで前年から増加した。

 中古戸建住宅の成約価格は、首都圏全体で3804万円(5・7%減)と、前年割れが2カ月連続。成約件数は1777件(45・3%増)だった。在庫価格は4403万円(1・3%増)。在庫件数は2万3557件(9・5%増)と、32カ月連続で増加を続けているが、増加率はここ1年で初めて10%を割る水準まで低下した。エリア別の成約価格は多摩の3903万円(1・2%増)が唯一前年を上回った。都区部の6834万円(2・6%減)や横浜・川崎市の4560万円(1・8%減)も下落傾向、両市を除いた神奈川県他は2994万円(25・2%減)の大幅下落となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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