東京23区の中古M、前年比25%大幅上昇

2025年04月25日

―アットH、3月は過去最大の上昇幅に

 アットホームは23日、3月の住宅の売り出し価格動向を公表した。戸当たり平均価格で中古マンションは、首都圏が4361万円(前年同月比12・4%増)だった。東京23区が6499万円(25・0%増)と、前年同月比の上昇幅が17年の調査開始以来の最高値を更新し、首都圏全体も強く引っ張っている。アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「価格が上昇する動きに慣れ、若年層を含む一定以上の収入がある実需層からは購入需要が続いている」とみている。

 首都圏で他のエリアは、東京都下の3268万円(1・9%増)や横浜市・川崎市の3536万円(5・0%増)など5エリアは前年を上回った。一方で、さいたま市の3272万円(2・4%減)をはじめ3エリアが前年割れ。前月と比べても、1都3県8エリアのうち5エリアは下落だが、23区のみ突出した上昇傾向だった。磐前氏は「都下は前月から下落したが堅調。たとえば東京都による子育て支援の充実があり、23区で購入が難しい若年層の検討などがある模様」と地域ごとの特徴を話す。

 新築戸建てをみると、首都圏が4724万円(4・0%増)だった。東京23区の7501万円(8・9%増)や都下の4897万円(4・8%増)をはじめ、6エリアで調査の最高価格。さいたま市のみ4318万円(0・8%減)の前年割れだった。

 また、調査では首都圏を除く全国8エリアの25年1~3月期における住宅の価格動向もまとめた。中古マンション、新築戸建てともに多くのエリアで過去最高で、特に大阪市の中古マンションは3428万円で前年同期より15・4%の大幅な上昇を記録した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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