住みたい街は「横浜」「大宮」が2強に
2025年03月07日
―リクルート、再開発に加え人流も影響
リクルートは、首都圏の20~49歳の在住者1万人を対象に行ったウェブアンケートによる「SUUMO住みたい街ランキング2025首都圏版」を公表した。1位は8年連続で「横浜」だった。2位に「大宮」が2年連続で入った。3位の「吉祥寺」、4位の「恵比寿」まで昨年と同じ順位で並んだが、街の人気を表す得点の差は「大宮」と「吉祥寺」の間で大きく広がった。SUUMO副編集長の笠松美香氏は「多機能が揃った街(駅)の横浜と大宮の2強体制。メガターミナルで“タイパ”の良い街や、女性人気が上昇した街などが人気だった」としている。
SUUMO編集長の池本洋一氏は「街の再開発の進行が伝えられて住みたい意欲が醸成されるほか、人々の発信や来街者の流れを反映した口コミで順位が上昇する街もある」と語った。首都圏で得点が急上昇した街をみると、2位の「上野」は女性人気が上昇して昨年の51位から33位に躍進した。徒歩や自転車による15分圏内でも、催しが多く開催されて美術館などが並ぶ上野公園エリアや、古くからの街が残る谷根千エリアなど雰囲気の異なる街がある点が人気につながったという。リノベーションを行ったカフェや、若年層から街のアメニティのように支持される銭湯など、隠れ家的な場所の多い東上野エリアも含めて、刺激のある日々を過ごせる街とみられているようだ。
急上昇の4位は「藤沢」。中古マンション価格にまだ値頃感があり、海沿いリゾートとしてのスポットが駅南側を中心に点在し、駅北口の再開発や隣駅の「村岡新駅」の設置も含めて人気とみている。池本氏は「藤沢を含む郊外では、空を広く、水平の美しさが感じられる開発が魅力につながる」と話す。
(提供:日刊不動産経済通信)
