東京23区の中古M、初の6千万円突破

2025年02月03日

―アットH、強みのある物件は好調持続

 アットホームは1月30日、首都圏の24年12月における住宅売り出し価格の動向を公表した。中古マンションの戸当たり平均価格は4200万円(前年同月比8・2%増)だった。特に、東京23区が6062万円(前年同月比18・9%増)と、初めて6000万円を突破した影響が強く表れた。また、東京都下の3279万円(1・2%増)と神奈川県で横浜市・川崎市の3542万円(4・6%増)、両市を除く神奈川県他の2657万円(0・8%増)も前年同月を上回った。

 埼玉県は、さいたま市で3302万円(4・9%減)、さいたま市を除く埼玉県他が2466万円(3・4%減)と前年同月を下回った。千葉県も、千葉県西部が2809万円(2・3%減)、西部を除く千葉県他のみ2054万円(0・0%減)とほぼ横ばいで、エリアの違いが目立った。また、埼玉県の2エリアと千葉県西部は、前年割れが12カ月以上続いた。アットホームラボ執行役員の磐前淳子氏は「首都圏の中心エリアでは、東京23区のみ24年は上昇が続いた。加えて、東京都心部でも『湾岸部より渋谷や恵比寿などで仕入れに注力』や『築浅を始め強みのある物件の希望がある』と選好の強まりを示す声がある」と話す。

 新築戸建は、首都圏の戸当たり平均価格で4629万円(1・6%増)だった。東京23区の7193万円(6・2%増)や都下の4832万円(2・2%増)、神奈川県他の4169万円(3・5%増)は17年の調査開始から最高額を更新した。他も、さいたま市の4291万円(1・2%減)を除いた合計7エリアが前年超え。磐前氏によると「中間的な価格の物件は動きが悪いという反響があり、高級路線に振り切る事業者もいる模様だ」という。 

(提供:日刊不動産経済通信)

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