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街の「幸福度」1位は埼玉県の鳩山町に

2021年12月09日

―大東建託、街の住みここちランキング

 大東建託がこのほどまとめたいい部屋ネット「街の幸福度ランキング2021<全国版>」と「住み続けたい街ランキング2021<全国版>」によると、幸福度(自治体)1位は埼玉県比企郡鳩山町、住み続けたい街(同)1位は大阪府三島郡島本町だった。

 調査は、19~21年に全国の合計52万人超を対象に行った。企画・設問・分析は大東建託賃貸未来研究所(宗健所長)。鳩山町は大規模なニュータウン開発により90年代に人が流入して定着し、現在は富裕層の高齢者が多い。居住者コメントでは「生活水準と子供の教育レベルが高い」「周辺が静かで地震、集中豪雨の心配もない」などとされた。島本町は大阪、京都の中間にあるベッドタウンで、「大阪・京都の両方に短時間で出かけやすい」「とても治安が良く住みやすい」などのコメントがあった。街の幸福度(自治体)は2位が愛媛県伊予市、3位が宮崎県北諸県郡三股町、4位が京都府乙訓郡大山崎町、5位が大阪府豊能郡豊能町。

 住み続けたい街(自治体)の2位以降は、愛知県長久手市、神奈川県三浦郡葉山町、同逗子市、同鎌倉市となった。過去にニュータウン開発があった地域は、全体的に評価が高かった。宗氏は「流入が少ない地域は人間関係が複雑になり、幸福度が上がりにくい傾向にある。ニュータウン開発で多くの人が流入した地域は住民同士がライトで適切な関係を保てるため、幸福度が上がりやすい」とみる。東京都からは、幸福度(自治体)20位と住み続けたい街(自治体)に港区が入った。「年齢が上がるほど幸福度が高まりやすい傾向にあるため、若い人の多い都市部は評価が上がりにくい」(宗氏)との見解だ。

(提供:日刊不動産経済通信)

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