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首都圏建売、1月は発売棟数34%減

2018年02月16日

―本社調べ、平均価格は4605万円

 不動産経済研究所がまとめた1月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、月中の新規発売戸数は283戸で、前年同月(434戸)比34・8%の減少となった。また月間契約率は24・7%で、前年同月比15・2ポイントのダウンとなった。

 発売戸数の地域別内訳は、東京都49戸(前年同月比66・0%減)、千葉県67戸(同54・7%減)、埼玉県127戸(同27・0%増)、神奈川県40戸(同25・0%増)、茨城県0戸(前年同月10戸)。埼玉県、神奈川が増加した一方、東京都、千葉県は大幅に減少した。

 戸当たり平均価格は4605・1万円で、前年同月比で1・8%上昇した。地域別にみると、東京都5030・6万円(10・0%下落)、千葉県3395・9万円(6・9%下落)、埼玉県4514・8万円(13・2%上昇)、神奈川県6396・3万円(19・6%上昇)。東京都と千葉県が下落したのに対して埼玉県、神奈川県は上昇した。

 平均敷地面積は131・90㎡で、前年同月比4・28㎡(3・4%)の拡大。平均建物面積は101・07㎡で、同2・06㎡(2・1%)の拡大となった。

 即日完売物件はなかったものの、▽プラウドシーズン成城学園前 庭園の街1期2次(野村不動産/6戸)など、3物件・9戸が月内完売となった。

 月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は922戸で、前月末比2戸の増加、前年同月末比でも46戸の増加。

(提供:日刊不動産経済通信)

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