さいたま市緑区の不動産情報

さいたま市緑区の概要・交通アクセス

緑区は市の南東部の端にあり、旧浦和区の東部にあたります。市内では4番目に広い区で、北は見沼区、南は南区と川口市、東は岩槻区、西は浦和区に隣接しています。中央部に広がる見沼田圃を中心に緑地地帯が広がり、綾瀬川、芝川、見沼代用水などが流れています。川沿いには桜並木が多く、水辺の春の美しい風景があちこちで見られます。区の南部をJR武蔵野線が横断し、区の東南部には南北に埼玉高速鉄道線が走っています。また東北自動車道の浦和ICや首都高速埼玉新都心線のさいたま見沼出入口があり、新見沼大橋有料道路が通っています。そのほか国道122号、国道463号、県道35号川口上尾線の産業道路などがあり、都心へのアクセスにも大変便利です。

沿線情報について

JR武蔵野線の東浦和駅周辺はベッドタウン化が進み、住宅や学校が多く、大型スーパーマーケットも数多くあり食料品の買い物には困りません。川口市の市境までも近いため川口市からの利用者も多く、1日の平均乗車人数は22,500人にもなります（JR東日本「各駅の乗車人員2020年度」より）。駅からは多くの路線バスも出ており、駅の約3.3km北西にある緑区役所への路線もあります。また浦和駅東口行きや東川口駅南口行きなどのバスも発着しています。浦和美園駅は埼玉高速鉄道線の終点駅で、埼玉スタジアム2002の最寄り駅として、また市が土地区画整理事業を進めている「みそのウイングシティ」の玄関駅として開業しました。駅名は旧市名である浦和と以前の地区名であった美園を組み合わせたものです。駅前広場のバス停からは浦和駅、大宮駅、東川口駅、岩槻駅へのバスが発着しています。駅の約300m南東には大型ショッピングモールがあります。駅の約1km南西には東北自動車道の浦和ICがあり、車での移動にも便利です。また駅の約1.5km西には緑区役所の美園支所があり、その南西約2.5㎞先には子供動物園やたくさんの遊具がある大崎公園があります。区の南部にある道祖土地区、東浦和地区、原山地区には住宅団地が形成されています。道祖土地区は浦和駒場スタジアムの北東、国道463号と県道1号に囲まれた人気のエリアで、生活しやすい環境が整っています。遅くまで営業しているスーパーマーケットが複数軒あり、ドラッグストアやホームセンターのほか、家電量販店や大型インテリア店など、バラエティ豊かなロードサイド店がたくさん見られます。区の北部には慶応義塾大学薬学部の浦和共立キャンパスがあり、そのすぐ南側には見沼自然公園と「さぎ山記念公園」があります。

街の自慢について

埼玉スタジアム2002はワールドカップの日本開催時に作られたアジア最大級のサッカー専用スタジアムで、浦和レッドダイヤモンズのホームスタジアムとして知られているほか、サッカー日本代表の国際Aマッチなどでも使用されています。人工芝グラウンドやフットサルコートは一般利用も可能です。5月中旬の花の種類が最も多いシーズンには、個人の庭を一般公開する「オープンガーデン」のイベントが行われます。緑区では江戸時代から花木産業が盛んで、現在でも植木業の業者が多く、区の名前にふさわしい緑の町、花で飾られた美しい町を目指しています。毎年市内3カ所で開かれるさいたま市花火大会のうち、8月中旬の東浦和での会場として大間木公園が使用され、約5,000発の花火の迫力を間近で楽しむことができます。夜店なども多く出店し、約6万人の人出でにぎわいます。見沼ヘルシーランドは隣接するクリーンセンターの余熱を利用した複合施設で、大浴場や超音波風呂、サウナがあるほか、温水プールやアスレチックルームなどがあります。緑区には古い歴史も多く残されており、氷川女體神社はさまざまないわれのある神社で、貴重な文化財が多く、埼玉の正倉院といわれるほどです。大宮にある氷川神社が須佐之男命をまつる男体社であるのに対し、須佐之男命の妻である奇稲田姫命をまつる当社を女体社としたものです。見沼通船堀は日本最古の閘門式運河で、徳川吉宗の時代に作られ、国の史跡に指定されています。

子育て環境について

浦和美園駅から南西約2kmのところにある大崎公園子供動物園は中小動物を中心とした小さな動物園で、レッサーパンダやクジャク、フラミンゴ、リスが見られるほか、動物と触れ合える「どうぶつひろば」があります。大崎公園内には遊具やバッテリーカーなどのほか、釣り池や園芸植物園などもあり、子どもたちが喜ぶような楽しい施設がたくさんあります。見沼自然公園では夏休みの小学生を対象に自由研究などに役立ててもらうイベントを行っています。原山市民プールは浦和駒場スタジアムの隣にあり、スライダープールや流れるプールのほか、子どもプールや幼児プールもあります。児童手当や各種助成などの相談は区の支援課の児童福祉係で対応してくれます。