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市況・マーケット

~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成25年 相続税路線価」-1

2013年7月25日

~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成25年 相続税路線価」

【POINT】

全国的に見ると、5年連続で下落しましたが、前年に比べ下落幅は縮小!!大都市圏を中心に地価は下げ止まり傾向!

相続税路線価とは・・・

路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価額のことで、相続税や贈与税を計算する際の土地の評価額の基準となるものです。この路線価を基に、土地の評価を行うのが「路線価方式」で、市街地にある土地はこの方式で評価額を計算することになります。

なお、この路線価の定められていない土地については、市町村などが定めている固定資産税評価額に、一定の倍率をかけて土地の評価を行う「倍率方式」で評価額を計算します。

路線価及び評価倍率は、標準宅地数は約36万地点について毎年1月1日を評価時点として、地価公示価格等を基として算定した価格の80%程度により評価しています

I.全国の傾向

前年から下落幅は縮小

全国平均は前年比△1.8%で5年連続の下落となりましたが、下落幅は前年(△2.8%)より改善しました。現政権による経済政策への期待感が地価の底打ちを演出している状況です。

II.都道府県別の傾向

前年から下落幅は縮小。一部の県庁所在都市では最高路線価が上昇

前年の各都道府県の平均変動率はいずれも下落を示していましたが、今年は47都道府県のうち2県(宮城県、愛知県)が上昇に転じました。他の45都道府県はいずれも下落しましたが、下落幅は縮小しています。
また、都道府県庁所在都市で最高路線価が上昇したのは、札幌市、さいたま市、横浜市、金沢市、名古屋市、大阪市、那覇市となっております。

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