マーケットレポート
マーケットレポート2025, 6
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東京への転入はどのエリアに集中している?
東京都への転入超過数の推移(日本人移動者の数)
新型コロナウイルスの影響が強かった時期には、一時的に「地方移住」や「郊外移住」が注目されましたが、それは限定的な動きにとどまりました。実際の人口動態を見ると、東京圏への転入は依然として高い水準で推移しています。
総務省が発表した住民基本台帳に基づく2024年の人口移動報告によると、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)では、転入者数が転出者数を上回り、13万5,843人の「転入超過」となりました。これは2023年に比べて9,328人の増加となっています。
東京都への転入超過数の推移(日本人移動者の数)
区別転入者数(2024年)
東京都の転入超過数は、コロナ禍直後の2021年には約1万人にまで大幅に減少しましたが、2024年にはコロナ禍前の水準まで回復しています。
こうした継続的な人口流入は、賃貸住宅市場や不動産投資市場に大きな影響を与えており、今後も注目すべきトレンドといえるでしょう。では、実際に転入者たちはどのエリアに集中しているのでしょうか。次に、区ごとのデータを見ていきます。
右は、2024年に東京23区外から転入してきた人の区別のデータです(都内での転居は含まれていません)。
転入者数が最も多かったのは、世田谷区、大田区、練馬区など、もともと人口が多く、大学などの教育機関が集まり、住宅地としても人気の高いエリアです。
一方、人口に占める転入者の割合で見ると、最も高かったのは中央区で、次いで台東区が続きます。これは、マンション開発や再開発が進むエリアにおいて、ファミリー層や若年層の流入が目立っていることを示しています。
また、2020年と2024年の転入者数を比較すると、中央区を筆頭に、墨田区、台東区、足立区、荒川区など、城東・城西エリアでの増加が顕著です。これらの地域では、都心に近く、比較的価格を抑えた住宅の供給が進んでいることが、転入者増加の要因と考えられます。
区別転入者数(2024年)
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