田辺市の不動産情報

和歌山県田辺市の地域情報

田辺市は、和歌山県中南部にある自治体で、2005年に竜神村や中辺路町など6つの自治体が合併したことにより誕生しました。この合併により、近畿地方のなかで最大規模の面積を有する市となりました。黒潮の影響を受けやすいため比較的温暖な気候ですが、内陸部は気圧が低く冷涼で山地的な気候になることもあります。人口は、2022年5月の市統計情報で70,273 人となっています（田辺市「田辺市統計情報」より）。

自然景勝地や温泉施設が豊富なことが特徴で、観光資源として市の経済の一端を担っています。また、熊野信仰の地としても知られており、エリア内には古い歴史を持つ熊野古道などがあります。

田辺市の交通事情

田辺市を通る鉄道路線はJR紀勢本線〔きのくに線〕で、中心駅は紀伊田辺駅です。紀伊田辺駅周辺には、大型の商業施設や宿泊施設、学校も多く、駅の東側を北に伸びる国道424号は主要国道として利用されています。また、駅の西側を県道29号が東西に、南へ県道206号が、東には県道31号が伸びています。

エリア内では路線バスも頻繁に運行されており、竜神自動車や明光バス、コミュニティバスの田辺市住民バスが運行されています。また、エリア内ではありませんが、自動車で約25分程度の距離には南紀白浜空港があり、羽田空港まで約1時間5分でアクセスすることができます。

田辺市のレジャースポット

田辺市には数多くのレジャースポットや観光所がありますが、全国的にも有名な熊野古道には一年を通して多くの観光客が足を運びます。熊野三山と呼ばれる3つの寺社へ通じる参詣道を総称して熊野古道と呼び、殆どの部分は国の史跡と認定され、一部は世界遺産にも登録されています。豊かな自然と歴史を感じさせる古道は、聖地への入り口といわれており、一歩足を踏み入れると厳かで神聖な空気を感じることでしょう。また、200軒以上の飲食店が軒を連ねる味光路では様々な海の幸を味わうことができ、複数の温泉もありますから、旅の疲れを癒すこともできるでしょう。

神秘的な熊野古道有する歴史情緒溢れるエリア

温暖な気候で交通の利便性も高い田辺市は、熊野古道をはじめ随所に色濃く自然を残すエリアでもあります。神秘的な雰囲気を持つ熊野古道以外にも、温泉施設なども豊富にありますので、快適に長く暮らすのにも最適な住環境だといえるでしょう。