南房総市の不動産情報

千葉県南房総市の地域情報

南房総市は、千葉県の南部、房総半島の先端に位置する自治体です。2006年に富浦町、白浜町、千倉町、和田町、富山町、三芳村、松山町の7町村が合併して誕生しました。2022年6月現在の人口は35,869人です（南房総市「人口・世帯数」より）。豊かな自然資源を活かした農業、漁業、観光が産業の中心となっています。隣接する館山市や鴨川市との関係が深く、市外へ通勤する人々も多く見られます。

南房総市のアクセス環境

南房総市には、JR内房線の岩井駅、富浦駅、千倉駅、千歳駅、南三原駅、和田浦駅があります。千葉駅から南房総市役所の最寄り駅である富浦駅まで約1時間50分、東京駅からは約2時間30分で到着します。また、高速バスも運行されており、千葉駅から道の駅とみうら枇杷倶楽部まで約1時間30分、東京駅からは約1時間40分で到着します。富津館山道路、館山自動車道を経由して東京湾アクアラインを利用することで、市内から東京都心部へのアクセスが容易になりました。市内では、房総半島の海岸線を走る国道127号・128号、市内を縦断する国道410号が主要な道路となっています。

豊かな自然に恵まれた土地

西は東京湾、東は太平洋を望む立地は、沖合を流れる黒潮の影響で温暖な海洋性の気候をもたらしています。そのため、観光地は海に関係する場所が多くなります。海岸線にはいくつもの海水浴場があり、海水浴やマリンスポーツを楽しめます。また、多くのマリンキャンプ場もあります。房総半島南端の野島崎は太平洋を一望できる景勝地で、灯台や白いベンチなどがあります。房総半島東側の千倉地区、和田地区には漁港や海産物の直売所などがあり、ここでは海の幸を堪能できます。県道297号は房総フラワーラインと呼ばれ、両脇に花が咲き誇るロマンチックなドライブコースや植物園などがあります。内陸部には歴史がある多くの神社仏閣や史跡があります。南総里見八犬伝に登場する滝田城跡には展望台や遊歩道が整備され、ハイキングコースとなっています。また、ビワやみかんなどを栽培する果樹園ではビワ狩り、みかん狩りを楽しめます。

落ち着いた環境で暮らせる街

三方を海に囲まれた南房総市は、夏は涼しく冬は暖かく暮らしやすい気候といえます。東京湾アクアラインの開通により都心部へのアクセスが良好になったことから、今後の発展が見込まれる地域です。また、南房総市ではさまざまな支援や助成を行い、生活しやすい環境づくりに力を入れています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）