更新日:  

フローリングの張り替えタイミングはいつ? 床材の種類や費用、リフォーム工法も紹介

ざっくり要約!

  • 張り替えの主な工法は上張り工法と張り替えの2つ
  • DIYよりもリフォーム業者に依頼するほうが良い
  • フローリングの張り替え費用の目安は6~19万円(6畳の場合)

フローリングの寿命は、使い方や使用環境によって異なります。きしむ音がするときや傷・色あせが目立つときはフローリングの張り替えのタイミングです。放置すると見た目が悪くなるだけでなく、歪みによる転倒などを招くこともあるので、早めにリフォームを検討しましょう。

この記事では、フローリングを張り替えるタイミングの見分け方や費用、工法などを紹介します。張り替え時の注意点も説明するので、ぜひご覧ください。

フローリングを張り替える時期の目安

フローリングの寿命は10~30年ほどとされていますが、使い方や環境によっても異なります。まずは寿命になったのかどうかを見極めるためにも、フローリングの状態を確認しましょう。

次のような状態のときは、張り替えるタイミングと考えられます。

  • きしむ音がするとき
  • 歪みが発生しているとき
  • 全体的に傷や色あせが目立つとき
  • 家具などと合わないとき

それぞれの状況について説明します。

きしむ音がするとき

フローリングからきしむ音がするときは、木材が水分などで膨張・収縮していたり、釘の周辺の木材がすり減っていたりするなどの原因が考えられます。

木材の膨張・収縮の場合、生活上の問題は少ないかもしれませんが、歪みや傾きの原因となる場合があるため、張り替えを検討する必要があります。

また、床下がシロアリの被害を受けている可能性もあるため、張り替える前に床下の確認と素材の点検が必要です。

歪みが発生しているとき

床に歪みが発生している場合は、「補強をせずにピアノなどの重いものを置く」などの原因により、特定の部分だけに力がかかっている可能性があります。

歪みが発生している場合、転倒するなどのリスクが高まるため、早めに張り替えることをおすすめします。また、歪みの原因が床下にある可能性も考えられるので、床下の点検と工事が必要になることもあります。

全体的に傷や色あせが目立つとき

日当たりの良い場所のフローリングは、ほかの場所よりも早く色あせることがあります。生活に支障はありませんが、放置していると劣化が進むため、張り替えるほうが良いでしょう。

ただし、一部だけに傷や色あせが目立つときは、張り替えずにラグなどで隠すという方法もあります。予算や傷・色あせの範囲から適切な対処法を選びましょう。

家具などと合わないとき

新しい家具を置いたときや壁紙を新調したときなどは、フローリングが古いと違和感を与えてしまうことがあります。あまりにもバランスが悪いときは、フローリングの張り替えも検討しましょう。

また、部屋の模様替えをして、色合いが合わなくなったときも、フローリングの張り替えのタイミングとなります。

フローリングの張り替え方法

フローリングの張り替え方には、主に次の2つの方法があります。

  • 上張り工法(重ね張り工法)
  • 張り替え

また、DIYも検討できます。DIYも含めたそれぞれの特徴やメリット、注意点を紹介します。

上張り工法(重ね張り工法)

上張り工法とは、現在のフローリングの上に新しい床材を重ねて張る工法です。撤去作業がなく、また廃棄物も出ないので工事費用を抑えられます。二重に床を重ねることで、防音性や断熱性が高まるというメリットもあります。ただし、張り替えのスキルによってはふかふかと浮いたような感触になるので注意が必要です。

また、元のフローリングを傷つけずに重ねるだけなら、賃貸住宅でも実施できる場合があります。

張り替え

張り替えとは、現在のフローリングを撤去して、新しいフローリングを張る工法です。上張り工法に比べ、選択できる床材の種類が多く、自由度が高いリフォームを実現できます。

ただし、撤去作業や廃棄にコストがかかるので、上張り工法に比べると費用が高くなります。また、賃貸住宅では退去時に原状回復が求められるため、実施は難しいでしょう。

DIY

フローリングの撤去や廃棄は手間がかかるため、DIYでフローリングをリフォームするときは上張り工法を選びましょう。裏面にシールがついたDIY用のフローリングなどもあります。

工事費用がかからない分、フローリングの張り替えを安く済ませられます。その一方で、作業に時間がかかったり上手く張り付けられなかったりする可能性もあるので注意が必要です。

フローリング以外の床材

フローリングの張り替えは、必ずしもフローリングを選ばなくてはいけないというわけではありません。フローリング以外の床材の特徴を紹介します。

クッションフロア

クッションフロアはビニール系の床材で、自分で好きなサイズにカットできるのでDIYにも活用できます。デザイン性や吸音効果が高く、費用が安いのもクッションフロアの特徴です。

また、クッション性が高いので、幼いこどもが走り回り、転倒してしまうなどの可能性があるご家庭にとくにおすすめです。

畳はいぐさなどを使用した床材です。樹脂素材のものや、抗菌・防臭などの機能性の高いものもあります。

フローリングよりは費用が高めになることが多いので、予算を立ててから検討しましょう。和風な雰囲気になるので、場合によっては、壁などの内装もリフォームするほうがバランスを取りやすくなります。

また、厚みのある畳を敷くためには、フローリングの下の床も張り替えるなどの追加工事が必要になる場合もあります。業者と相談し、転倒防止のためにも、室内にあまり段差を作らないようにリフォームしましょう。

カーペット

カーペットは綿やポリエステルなどの素材が豊富なため、自分好みのものを選びやすいというメリットがあります。また、フローリングより費用が安めで、耐久性に優れる点もメリットです。

フローリングを撤去せずに上に敷く場合は、さらに安くなります。DIYでフローリングの張り替えを行うときにもおすすめです。

フローリングから張り替える際の費用相場

フローリングを新しく張り替えるときの費用相場をまとめました。施工方法と床材に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

フローリングの張り替え方法ごとの費用相場

使用する床材や工事面積によって費用は異なりますが、フローリングの上張り工法で6~16万円(6畳あたり)、張り替えで9~19万円ほどかかります。なお、張り替え費用には、既設のフローリングの撤去や処分にかかる費用も含まれます。

工法費用相場(6畳あたり)
上張り工法6~16万円
張り替え9~19万円

床材ごとの費用相場

張り替える床材によっても費用相場は変わります。張り替え工法で張り替えたときの費用は以下のとおりです。なお、材料費と工事費込みの相場です。

床材費用相場(6畳あたり)
無垢フローリング12~19万円
複合フローリング9~14万円
クッションフロア4~12万円
7~20万円
カーペット4~12万円

フローリングを張り替える際の注意点

フローリングの張り替える際には、次の点に注意しましょう。

  • マンションなどの共同住宅は許可が必要なことがある
  • DIYは難易度が高い
  • 必ず複数の業者に見積もりを依頼する

それぞれの注意点について説明します。

マンションなどの共同住宅は許可が必要なことがある

分譲マンションであっても、自由にリフォームできないことがあります。管理規約を確認後、管理会社に相談しましょう。また、工事をする場合には工事音などが出てしまうため、周囲の住民に挨拶をしておきましょう。

賃貸住宅では原状回復の義務があるため、張り替えはおすすめしません。床材を変えたいときは、クッションフロアやカーペットを敷きましょう。また、大家さんに相談することで、リフォームの幅が広がることもあります。

DIYは難易度が高い

DIYで張り替える際は上張り工法が無難です。カーペットやクッションフロアならばとくに技術を必要とはしませんが、フローリングや畳については技術が必要なため、慣れていない方にはおすすめできません。

無理にDIYをすると綺麗に張り替えられないだけでなく、段差やたわみなどが生じ、転倒を招くこともあります。特に高齢者や小さなこどもがいるご家庭は、リフォーム業者に依頼して綺麗に張り替えてもらいましょう。

必ず複数の業者に見積もりを依頼する

複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することで、割安な業者を見つけやすくなります。ただし、費用だけで決めると質の低い業者を選んでしまうリスクがあります。提案力や担当者の親切さ、アフターサービスなども比較し、納得できる業者を選びましょう。

また、口コミやリフォーム事例などを確認することも大切です。リフォーム業者の公式ホームページをチェックすると、過去の実績や評判などについて記載されていることがあります。

フローリングの張り替えは信頼できるリフォーム業者に依頼しよう

床が真っ直ぐに敷かれていないときは、生活に支障が出ることもあります。床を快適かつ安全な状態に保つためにも、必要に応じてリフォームしましょう。

フローリングの張り替えは、工法や床材の種類によって費用が異なります。費用を抑えるなら、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。実績があり、アフターサービスが整っているリフォーム業者に依頼しましょう。

この記事のポイント

フローリング以外の選択肢はある?

フローリング以外にも、いくつかの選択肢があります。例えば、クッションフロアや畳、カーペットなどが選択できます。
詳しくは、「フローリング以外の床材」をご覧ください。

フローリングを張り替えるときはどの程度の費用がかかる?

フローリングに張り替えるときは6畳あたり9~19万円ほどかかります。また、元のフローリングを撤去せずに上張りするときは、6畳あたり6~16万円が相場です。

詳しくは、「フローリングの張り替え方法ごとの費用相場」をご覧ください。

物件探しや売却がもっと便利に。

無料登録で最新物件情報をお届けいたします。

Myリバブルのサービス詳細はこちら