八丁堀の住みやすさとは？八丁堀の街歩き情報やマンション情報をご紹介

八丁堀は、「東京」駅や銀座・日本橋・築地エリアといったビジネス・商業エリアと近接しながらも、マンションや戸建て、公園のある落ち着いた環境を備えています。中央区内でも治安の良いエリアで、区の子育て支援や教育機関も充実していることからファミリー層にも人気です。この記事では、エリアの概要、魅力、家賃相場・購入相場、交通アクセス、治安、子育て環境、医療環境をご紹介。最後には、街歩きの情報のほか、おすすめのマンションについて紹介しています。ぜひ住まい探しの情報としてチェックしてみてください。

八丁堀のエリア概要

八丁堀は東京都中央区に位置し、主に飲食店、オフィス街が集まっています。町名は江戸城付近に築かれた堀の名前が由来とされており、都心の真ん中でありながら江戸の名残を感じる街並みと現代的な利便性が絶妙に共存しています。東京湾にも近く、隅田川や築地川に囲まれた水辺の街という一面もあって、落ち着いた住環境と生活利便性を兼ね備えた地域として注目を集めています。

八丁堀の魅力

大通り沿いにはオフィスビルが立ち並びますが、一本道を入ると下町風情が残る温かい雰囲気が残っています。最寄りの「八丁堀」駅は東京メトロ日比谷線、JR京葉線の2路線が乗り入れており、主要都市へダイレクトにアクセスできるので通勤やお出かけに便利です。また「東京」駅や銀座、築地はお散歩がてらに行ける距離にあって、都市生活の快適さを日頃から享受できるでしょう。
春には桜が、秋には紅葉が美しい「中央区立桜川公園」をはじめ、遊具が整備された児童遊園、隅田川が見渡せる公園など大小さまざまな公園が点在しています。設備が整った保育園や幼稚園、小学校、公共施設もあり、子育て環境は充実しています。

八丁堀の家賃相場・購入相場

当社ホームページの掲載物件をもとにした情報によると、賃貸のマンションの家賃は、月額6万9,000円のワンルーム〜38万円の3LDKがあります。また、マンションの販売価格は、2,180万円～2億6,980万円まで、幅広い価格帯となっています。(2025年8月8日現在)

参考：東京メトロ日比谷線 八丁堀駅の不動産相場

八丁堀の交通アクセス

最寄り駅の「八丁堀」駅は東京メトロ日比谷線とJR京葉線の2路線が利用できます。また「八丁堀」駅から徒歩圏内には都営地下鉄浅草線「宝町」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅があるので、都内の主要駅はもちろん千葉県や埼玉県へのアクセスも良好です。
主要駅までの所要時間は下記の通りです。所要時間だけでなく、乗り換え回数が少ない点もポイントです。

八丁堀の治安

警視庁が発表している「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」(2025年6月)によると、中央区全体の犯罪件数は1,007件。その内、「八丁堀」駅のある八丁堀3丁目は5件と少ないです。オフィスビルが立ち並んでいるため、昼夜問わず比較的人通りが多いほか、大きなビルには警備員が常駐しているケースもあります。治安に関して比較的安心できエリアと言えるでしょう。

八丁堀の子育て環境

中央区の子育て支援としては、下記のようなものがあります。

新生児誕生祝品

出生日において、保護者および新生児の住所が中央区内にある人を対象に区内共通買物・食事券（3万円分）が送られます。また物価高騰における家計の負担を軽減するため、追加支援として2万円分を追加し合計で5万円分が送られます。（2025年5月時点）

妊産婦用江戸バス無料乗車券

妊婦の通院、乳幼児健診、日常生活、親子で外出する際などに使用する江戸バスの無料乗車券を交付します。中央区在住の妊産婦と乳幼児が対象です。

出産支援祝品としてタクシー利用券を贈呈

中央区内に住所を置いている妊婦を対象に産婦人科への通院などに使用するタクシー利用券（1万2千円分）が送られます。多胎児を妊娠されている方はタクシー2万4千円分です。

親と子のふれあいブックスタート事業

中央区在住の0歳児を対象に、赤ちゃん向けの絵本1冊を無料で配布しています。

ファミリー・サポート・センター

子育ての手助けができる方と子育ての手助けが必要な方がそれぞれ会員になり、保育園・幼稚園、習い事への送迎や、保護者のリフレッシュ、用事があるときの預かりなどを有償で助け合います。

参考：子育て支援｜中央区

八丁堀の医療環境

八丁堀には、内科、外科、小児科、皮膚科、歯科など多くの医療機関が整っています。代表的な医療機関は「八丁堀」駅から徒歩約11分の「聖路加国際病院」です。高度医療を提供する大規模な病院で専門的な診療科が多く、設備も非常に充実しています。

八丁堀周辺を街歩き（八丁堀駅〜中央区立新川公園〜鉄砲洲稲荷神社・中央区立鉄砲洲児童公園）

今回は「八丁堀」駅を出て、公園やおすすめのマンション、八丁堀らしい風景が見られるスポットなどを巡ってみました。

春には桜、秋には紅葉が楽しめる「中央区立桜川公園」

「八丁堀」駅のA2出口を出てすぐのところにある「中央区立桜川公園」。カラフルな遊具がある縦に長い公園で、木陰にあるベンチでは、ご飯を食べたり、談笑したりする人も。高齢者が散歩をする姿も見られ、地域の人たちの憩いの場になっているようです。

外観が印象的な「中央区立京橋図書館（本の森ちゅうおう）」

「桜川公園」を出て新大橋通りを渡ると、大きなガラス窓や木のアクセントが特徴的な「中央区立京橋図書館（本の森ちゅうおう）」の建物があります。2025年の時点で114年の歴史がある「中央区立京橋図書館」、カフェ、郷土資料館が入っている建物で、屋上にはベンチや植栽が配されています。

じゃぶじゃぶ池もある「中央区立越前堀児童公園」

「ブリリアザレジデンス東京八重洲アベニュー」の前の交差点を渡り、中央区立明正小学校方面へ歩いていきます。中央区立明正小学校の向かいにある開けた場所が「中央区立越前堀児童公園」。カラフルな遊具のほか、砂場、フェンスのついたキャッチボール場、ベンチなどがあり、多世代の人たちが思い思いに過ごせる場所となっています。そして特徴的なのは、じゃぶじゃぶ池があること。対象は乳幼児で、監視員が常駐しているので安心です。

隅田川沿いに立地する「中央区立新川公園」

「中央区立越前堀児童公園」から隅田川方面へ向かうと、隅田川沿いに「中央区立新川公園」があります。永代橋から中央大橋まで、隅田川沿いに伸びる細長い公園で、春になると桜並木が楽しめます。

「鉄砲洲稲荷神社」と、神社に隣接する「中央区立鉄砲洲児童公園」

「パークシティ中央湊　ザ　タワー」から鉄砲洲通りへ出ると、「中央区立鉄砲洲児童公園」と「鉄砲洲稲荷神社」が並んでいます。「鉄砲洲稲荷神社」は、平安時代創建の古社で、京橋地域の産土神。関東大震災では被災しましたが、現在は東京大空襲の戦火を逃れた本殿などが残っています。
隣接する「中央区立鉄砲洲児童公園」には、カラフルな遊具のほか、じゃぶじゃぶ池があります。中央区立中央小学校の向かいに立地する、穏やかなエリアの広々とした公園です。

多くのビジネスマンが行き交う街ではあったものの、川や公園、緑が点在しているせいかどこか穏やかな雰囲気がある街。ビジネス街というだけあって、飲食店が多い点も印象的です。児童公園には遊具だけでなく、監視員が常駐する水遊び場(未就学児対象)があるのも新鮮な光景でした。「東京」駅や銀座などへは徒歩でもアクセスできる距離でありながら、穏やかな住環境が得られる点も、八丁堀の魅力と言えるでしょう。

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