全国の中古M市場規模、初めて5兆円台
2026年08月04日
―カンテイ、新築Mは約1・3兆円に拡大
東京カンテイは、第2四半期(4~6月、2Q)の全国におけるマンション市場動向を3日に公表した。全国の新築マンション供給戸数は1万6278戸(前年同期比6・5%増)で、3期ぶりに増加した。中古マンション流通戸数は10万1945戸(1・7%減)と減少が6期続いたが、10万戸台は堅持した。戸数と戸当たり平均価格を掛けた市場規模は、新築マンションが1兆2797億6000万円(14・4%増)、中古マンションが5兆1057億7800万円(17・8%増)。中古マンションは、調査で初めて5兆円台に達した。
新築と中古を合計したマンション市場規模は6兆3855億3800万円(17・1%増)で、調査での過去最大を記録した。新築マンション市場をみると、首都圏と近畿圏は前年同期を4期連続で上回った。中部圏やその他地方圏は、前年同期比でマイナスが続く状況からは転じたが、供給戸数や価格の上昇勢いが強くなく、横ばいから比較的小さなプラスにとどまる。
中古マンション市場は、首都圏が3兆5013億9300万円(23・8%増)と大きく規模が拡大した。平均坪単価が343・0万円(23・9%増)で、前期の324・3万円から5%以上の強い伸びがみられた。流通戸数は4万9028戸と5万戸を割る水準が5期続いているものの、調査では下げ止まる動きも出始めているという。
近畿圏の中古マンションも、8452億2900万円(8・5%増)に拡大した。流通戸数が2万2941戸(4・3%減)と減少傾向だが、平均坪単価は166・8万円(12・6%増)まで上昇。築5年以内物件の流通戸数は増加が続いており、価格上昇と供給過多から反響が鈍くなりつつあるとみている。
(提供:日刊不動産経済通信)