26年上半期のマンション市場動向・首都圏、発売は0・8%減の7989戸

2026年07月22日

―本社、価格・単価共に上期の最高値更新

 不動産経済研究所は21日、首都圏(1都3県)と近畿圏(2府4県)の26年上半期(1~6月)の新築分譲マンション市場動向を発表した。首都圏の上半期の供給戸数は7989戸で、前年上半期(8053戸)と比べ64戸(0・8%)減で、上半期としては5年連続の減少となり、3年連続で1万戸を下回った。

 地域別の供給戸数は、都区部2684戸(前年同期比9・4%減)、都下1032戸(13・7%増)、神奈川県2132戸(13・8%増)、埼玉県839戸(27・0%減)、千葉県1302戸(12・5%増)と、都下、神奈川県、千葉県が2ケタ増と伸ばした一方、都区部と埼玉県は減少した。都区部のシェアは33・6%と、前年同期の36・8%から3・2㌽のダウン。東京都全域では3716戸、シェア46・5%で、前年同期の3872戸、シェア48・1%に比べ戸数は156戸減少し、シェアは1・6㌽ダウンしている。

 初月契約率の平均は64・8%で、前年同期の66・6%と比べると1・8㌽ダウンし、上半期としては3年連続で70%を下回った。また累積契約率は75・8%で、前年同期比では2・1㌽ダウンしている。

 価格動向をみると、平均価格は1億135万円で前年同期比1177万円(13・1%)上昇、㎡単価は151・4万円で同16・4万円(12・1%)上昇した。上半期としては平均価格、単価ともに2年連続の上昇で、最高値を更新している。エリア別にみると平均価格と単価は、都区部1億4249万円、222・6万円(前年同期比9・1%上昇、10・5%上昇)、都下7550万円、111・8万円(10・5%上昇、前年同期と同値)、神奈川県8346万円、123・4万円(20・0%上昇、18・8%上昇)、埼玉県6469万円、98・5万円(1・3%下落、2・8%上昇)、千葉県8997万円、124・6万円(56・8%上昇、55・4%上昇)と、都区部、神奈川県、千葉県が平均価格、単価ともに上昇し、千葉県はそれぞれ5割アップと大幅に上昇した。

 また在庫は6389戸で、前年同月末の6026戸に比べ363戸の増加。6月末時点の在庫は3年連続で増加している。

 下半期(7~12月)の供給戸数は1万4000戸前後で、前年同期の1万3909戸と比べると0・7%増となる。26年年間の戸数は約2万2000戸で、25年の2万1962戸と比べると0・2%の増加となる見込み。

(提供:日刊不動産経済通信)

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